オリックス銀行カードローンはTVCMなどでもよく見ますが、メガバンクなどと比べると利用したことがない人も多いので、おすすめなのか気になる人も多いと思います。
そこで人気カードローンのプロミスとオリックス銀行カードローンを金利、審査、提携ATMの使いやすさなどの面から比較して、違いやそれぞれおすすめの人はどんな人かを見ていきたいと思います。
プロミスとオリックス銀行カードローンの金利、限度額の比較
■プロミスとオリックス銀行カードローンのキャッシング金利
カードローン | 金利(年利) | 限度額 |
---|---|---|
プロミス | 4.5%-17.8% | 最高500万円 |
オリックス銀行カードローン | 1.7%~17.8% | 最高800万円 |
上限金利は同じ
プロミスとオリックス銀行カードローンの金利を見ると、プロミスが4.5%-17.8%、オリックス銀行カードローンが1.7%~17.8%となっています。
オリックス銀行の最低金利の低さが目立ちますが、カードローンをはじめて利用する際は、上限金利で借りることになるのがほとんどですので、カードローンを比較する際には上限金利をチェックするのが基本です。
その上限金利を見ると、17.8%と同じ金利です。
銀行系カードローンは金利が低いのが特徴ですが、オリックス銀行カードローンの上限金利は消費者金融で金利が低いプロミスと同じ水準となっています。
ただ、オリックス銀行カードローンは利用限度額ごとに金利が設定されるしくみになっています。(プロミスは金利と限度額は審査で別々に決まる)
そのため、利用限度額が高くなればどんどん金利は低くなっていきますので、限度額が200万円を超えるような人であればオリックス銀行カードローンを利用した方が良いと言えるでしょう。
■オリックス銀行の限度額ごとの金利
コース | 利用限度額 | 借入利率(年) |
---|---|---|
800万円コース | 700万円超800万円以下 | 1.7%~4.8% |
700万円コース | 600万円超700万円以下 | 3.5%~5.8% |
600万円コース | 500万円超600万円以下 | |
500万円コース | 400万円超500万円以下 | 4.5%~8.8% |
400万円コース | 300万円超400万円以下 | |
300万円コース | 200万円超300万円以下 | 5.0%~12.8% |
200万円コース | 150万円超200万円以下 | |
150万円コース | 100万円超150万円以下 | 6.0%~14.8% |
100万円コース | 100万円 | |
100万円未満コース | 100万円未満 | 12.0%~17.8% |
プロミスには30日間の無利息サービスがある
なお、プロミスは初回利用時にメールアドレスの登録とWeb明細を利用することで、30日間の無利息サービスを受けることができます。
30日間の無利息は30万円借りた時(金利17.8%)は4,000円以上得することもある大きなものですので、まだプロミスを利用したことがない人はぜひ活用したいサービスです。
無利息サービスを利用できる人は、プロミスの方が利息が少なくお得といえます。
限度額はオリックス銀行カードローンが多い
限度額については、プロミスが最高500万円なのに対して、オリックス銀行カードローンは最高800万円となっています。
限度額は審査によって決まりますが、はじめて利用する際は大きな限度額は期待できません。
30万円程度の限度額となることがほとんどですので、少額を借りたい人や一度だけの利用であれば限度額の上限はそれほど気にする必要はありません。
オリックス銀行カードローンは、限度額の大きさと、最低金利の低さが魅力のカードローンです。
限度額に応じて金利が低くなるため、借入金額をまとめて大きな借入額としたい時などにぴったりです。
複数借入がある人などはオリックス銀行カードローンがおすすめです。
プロミスとオリックス銀行カードローンの審査の比較
プロミスに申込可能な人は「年齢18歳以上74歳以下の本人に安定した収入のある方」となっています。
一方、オリックス銀行カードローンに申込可能な人は、
- お申し込み時の年齢が満18歳以上69歳未満の方
- 原則、毎月安定した収入のある方
- 日本国内にご在住の方(外国籍の方は、永住者または特別永住者の方)
- オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社の保証が受けられる方
上記のすべてを満たした人となっています。
一見厳しそうに見えますが、内容的にはプロミスが求める条件と大きく違いはありません。
年齢の条件については、プロミスが74歳以下、オリックス銀行が69歳未満(68歳以下)となっていますので、プロミスの方が年齢条件がゆるくなっています。
オリックス銀行だけでなく、銀行系のカードローンは保証会社の保証を受ける必要があります。
通常は消費者金融の会社が保証会社として指定されていますが、オリックス銀行カードローンの場合は「オリックス・クレジット株式会社」「新生フィナンシャル株式会社」の2社あり、いずれかの保証が受けられれば借りることが可能です。
どちらかの保証審査に通れば保証を受けられるので、他の銀行系カードローンよりは借りられる可能性は高いといえます。
上述した通り、オリックス銀行カードローンの上限金利は消費者金融なみとなっていますので、審査基準も大手消費者金融なみといえます。(他の銀行系カードローンは大手消費者金融より審査が厳しいと一般的に言われています。)
とはいえ、銀行系であることには変わりないので、オリックス銀行の方が審査は厳しくなっています。
プロミスは総量規制の対象となる
プロミスとオリックス銀行カードローンを比較した時に、大きな違いは総量規制の対象となるかどうかです。
総量規制はお金の貸し過ぎを防ぐために消費者金融などに課せられた規制で、簡単に言うと対象となる会社から(複数の場合は合計)は年収の3分の1を超える金額を借りることができなくなります。
この総量規制にプロミスは対象となります。
総量規制は消費者金融やクレジットカード会社を規制する貸金業法で決められていて、銀行は銀行法で規制がされているので、銀行系カードローンは総量規制の対象外となります。
そのため、プロミスでは年収の3分の1を超える金額を借りることはできず、自身に収入のない主婦の人はプロミスで借りることはできません。
※主婦の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合は申し込み可能。
仮に年収300万円の人であれば、総量規制対象となるプロミスでは100万円までしか借りることができません。
また総量規制では50万円超の借入や他社と合わせて100万円超の借入となる場合は収入証明書の提出が義務づけられています。
総量規制はカードローンを利用する上で大きな制約となりますので、比較検討する際は注意する必要があります。
審査スピードはプロミスが早い
即日融資を受けたい人は審査のスピードにも注目する必要があります。
審査スピードについてはプロミスが圧倒的に早く、即日融資も可能なので、急いでいる人はプロミスがおすすめです。
プロミスは最短3分で審査回答があり、大手カードローンの中でもトップレベルの審査スピードとなっています。
平日も土日も21時前に審査を通過すれば、21時までに自動契約機でカード発行して即日融資が可能になります。(※契約機により営業時間は異なります。)
プロミスは平日でも土日でも遅い時間まで即日融資が可能になっており、非常に借りやすくなっています。
一方で、オリックス銀行カードローンは、審査通過後は即借入が可能ですが、審査に日数がかかることもあり、急いで借りたい人にとっては不安が残ります。
借りやすさにおいてはプロミスの方が上と言えますので、急いで借りたい人はプロミスを利用しましょう。
プロミスとオリックス銀行カードローンの提携ATM比較
次にプロミスとオリックス銀行カードローンで利用できる提携ATMの種類を見ていきます。
それぞれの主なATMとの提携状況は以下のようになっています。
■プロミスとオリックス銀行カードローンの提携ATM
ATM | プロミス | オリックス銀行カードローン |
---|---|---|
プロミスATM | ○ | × |
セブン銀行ATM | ○ | ○ |
ローソンATM | ○ | ○ |
イーネットATM | ○ | ○ |
みずほ銀行ATM | × | × |
三井住友銀行ATM | ○ | ○ |
三菱UFJ銀行ATM | ○ | ○ |
ゆうちょ銀行ATM | ○ | ○ |
イオン銀行ATM | ○ | ○ |
地方銀行 | ○ | △ |
信用金庫 | ○ | × |
プロミスで利用可能なATM
プロミスもオリックス銀行カードローンどちらも多くの提携ATMを利用可能で、借入や返済できる場所がないということで困ることはまずないといえるでしょう。
プロミスでは、自社ATMのプロミスATMほかにコンビニATMや銀行ATMなど多くのATMを利用することができます。
コンビニATMでは、セブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATM、イオン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMを利用できるので、主要なコンビニで借入や返済をすることができます。
銀行系のATMも三井住友銀行ATM、三菱UFJ銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATMを利用できるので、利用できないメガバンクのATMはみずほ銀行ATMくらいです。
特に三井住友銀行ATMは手数料無料で利用することができます。
なお、ゆうちょ銀行ATMを利用できるのは、Web明細を利用している人だけになっています。
今後、ゆうちょ銀行ATMはファミリーマート全店に設置される予定でもありますので、Web明細を利用してゆうちょ銀行ATMを利用できるようにしておきましょう。
プロミスで提携ATMを利用する場合、借入も返済も1万円以下の場合は110円、1万円超の場合は220円のATM手数料がかかります。
プロミスATMと三井住友銀行ATMであれば手数料無料で利用することができるので、プロミスを利用する際はなるべく手数料無料のATMを利用するようにしましょう。
オリックス銀行カードローンで利用可能な提携ATM
オリックス銀行カードローンも多くの提携ATMが利用可能です。
コンビニ提携ATMはセブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATM、イオン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMが利用可能になっています。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップだけでなく、イーネットATMが設置してあるデイリーヤマザキやポプラなど中堅コンビニでも借入や返済ができます。
銀行系の提携ATMも三菱UFJ銀行ATM、三井住友銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATMが利用可能なので、プロミス同様みずほ銀行以外のメガバンクのATMを利用可能です。
また地方銀行のATMも西日本シティ銀行ATMのみ利用可能です。
オリックス銀行カードローンは提携ATM手数料無料
なお、オリックス銀行カードローンは提携ATM手数料が無料です。
なので、提携ATMでの借入や返済を一切費用をかけることなく行うことができます。
借入時はともかく、返済は毎月のことになりますので、提携ATM手数料が無料なのは大きく、借入や返済をコンビニなどでしたい人はオリックス銀行の方がお得といえます。
まとめ
プロミスとオリックス銀行カードローンの審査や金利について比較して見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 金利は同水準
- 借りやすさはプロミスの方が便利
- 多くの金額を借りるならオリックス銀行
- オリックス銀行は提携ATM手数料無料
プロミスとオリックス銀行カードローンの上限金利は同じくらいですが、最低金利はオリックス銀行の方が低くなっています。
はじめての人はほぼ上限金利で借りることになりますので、借入時の金利は同じくらいになる人が多いでしょう。
金利は同じくらいですが、銀行系の方が審査は厳しいので、自分の属性に自信がない人はオリックス銀行はおすすめできません。
プロミスは即日融資が可能で、審査スピードも審査回答最短3分と早いので、借りるまでのスピードという面でもプロミスの方が有利です。
プロミスにははじめての利用時に30日間の無利息サービスもありますので、少額を借りる人やプロミスをはじめて利用する人はプロミスの方がお得なことが多いです。
オリックス銀行カードローンは、限度額によって金利が決まり、最低金利が1.7%と低いため、比較的大きな金額を借りたい人はオリックス銀行カードローンがおすすめといえます。
また、オリックス銀行は提携ATM手数料が無料となっていますので、コンビニ提携ATMなどで頻繁に借入や返済をするような人もオリックス銀行カードローンがおすすめです。
ご自分の状況にあわせてプロミスとオリックス銀行カードローンを使い分けてください。
おすすめカードローン
アコムは最短20分の審査回答で最短20分融資が可能。はじめて利用する人は最大30日間の無利息期間がありお得にお金を借りることができます。
※申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
自動契約機(むじんくん)が多く設置されていて、年中無休(年末年始は除く)で原則郵送物なしのキャッシングもできます。
自動契約機(むじんくん)の営業時間は、2020年4月1日以降:9:00~21:00と短縮されております。
アコムの詳細プロミスは最短3分で審査回答があり、最短3分で融資可能なキャッシングです。
※申込み時間や審査により希望に添えない場合があります。
カードレスの借入が可能で、WEB完結、来店不要、郵送なしで利用できます。
30日間の無利息サービスもあるので、お得に借りたい人にもおすすめです。
プロミスの詳細SMBCモビットはWEB完結の借入が可能で、申し込みの曜日、時間によっては最短即日でお金が借りられるカードローン。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
自宅への郵送なしで利用できるので、家族と同居している人でも安心して利用することができます。
SMBCモビットの詳細