キャッシング 本人確認書類

キャッシングを申し込む際には、本人確認書類の提出が求められます。

また、借入希望額によっては収入証明書を求められることもあります。

逆に言うと、これらの書類があればお金を借りることができますので、キャッシング申込で必要な本人確認書類と収入証明書の種類や金融機関ごとの違いについて見ていきたいと思います。

キャッシング申込の際に必要となる本人確認書類

キャッシング 本人確認書類

一般的にキャッシングで本人確認書類として認められる書類は、以下の書類になります。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード
  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

運転免許証パスポートであれば、どの金融機関でも本人確認書類と認められますが、顔写真の有無などで金融機関ごとに本人確認書類と認められる書類には微妙に違いがあります。

2016年10月に犯罪収益移転防止法が改正された関係で、キャッシングの本人確認も厳しくなっており、顔写真のない本人確認書類は追加書類を求められるなどします。

キャッシング 本人確認書類

大手消費者金融、主要な銀行系カードローンで本人確認書類として認められるのは以下の通りです。

■大手消費者金融、主要な銀行系カードローンの本人確認書類

金融機関 本人確認書類 備考
アコム 運転免許証
マイナンバーカード
顔写真がない書類や書類住所が現住所と異なる場合は住民票や公共料金の領収書や納税証明書が必要。
アイフル 運転免許証
マイナンバーカード
健康保険証
パスポート
住民基本台帳カード
公的証明書類
在留カード
特別永住者証明書
本人確認書類住所が現住所と異なる場合は住民票の写しや公共料金の領収書や印鑑証明書が必要。
プロミス 運転免許証
パスポート
健康保険証+住民票
健康保険証の場合は住民票など追加書類が必要。また本人確認書類の住所と現住所が異なる場合は納税証明書や社会保険料の領収書や公共料金の領収書や住民票の写しが必要。
SMBCモビット 運転免許証
マイナンバーカード
健康保険証
パスポート
マイナンバーが記載されている場合、記載箇所を見えないように加工する必要あり。
レイク 運転免許証
健康保険証
パスポート
マイナンバーカード
在留カード
特別永住者証明書
本人確認書類記載の住所と現住所が異なる場合
公共料金の領収書や住民票の写しや印鑑登録証明書が必要。
ノーローン 運転免許証
パスポート
マイナンバーカード
住民基本台帳カード
本人確認書類として健康保険証を使用する場合や現住所が異なる場合は納税証明書や公共料金の領収書や社会保険料の領収書が追加で必要。
三菱UFJ銀行 運転免許証
健康保険証
パスポート
マイナンバーカード
在留カード
特別永住者証明書
有効期限内のもので現住所の記載があるものに限る。
みずほ銀行 運転免許証
パスポート
健康保険証
印鑑証明書
住民票
住民基本台帳カード
在留カード
特別永住者証明書
三井住友銀行 運転免許証
マイナンバーカード
パスポート
住民基本台帳カード
健康保険証を本人確認書類とする場合は要問い合わせ。
住信SBIネット銀行 運転免許証
健康保険証
住民基本台帳カード
在留カード
特別永住者証明書
いずれの場合も公共料金の領収書または請求書が必要。住民票の写し
住民票記載事項証明書
印鑑証明書でも可。
楽天銀行 運転免許証
健康保険証
パスポート
住民基本台帳カード
マイナンバーカード


基本的には運転免許証やマイナンバーカード、パスポートがあればキャッシング申込の際の本人確認書類として使用することができます。

金融機関によって、必要となる本人確認書類に差があることがわかると思います。

厳し目というか保守的なのは住信SBIネット銀行のMrカードローンで、運転免許証やパスポートであっても公共料金の領収書が必要になっています。

また、みずほ銀行は本人確認書類と認めている書類が多くありますね。

運転免許証やマイナンバーカード、パスポートが基本となり、健康保険証などその他の書類を本人確認書類とする場合には公共料金の領収書などの追加書類が必要となります。

さらに、本人確認書類記載の住所が現住所と異なる場合には住民票や公共料金の領収書など、現住所を証明する書類が追加で必要になります。

なお、上記は公式サイトをもとに確認しましたが、記載されていないだけでまだ本人確認書類として認められる書類があるかもしれません。

外国人の人は在留カードや特別永住者証明書などが必要となり、基本的には永住許可が出ている人しか借りることができません。


提出が必要な収入証明書

キャッシング 本人確認書類

借入希望額が一定金額を超える場合には、収入証明書を求められることもあります。

必要となる収入証明書は一般的に以下の書類です。

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 支払調書
  • 確定申告書
  • 所得証明書
  • 税額通知書(課税証明書)

会社員の人であれば、給与明細源泉徴収票が最も取得しやすい書類だと思います。

給与明細であれば、一般的に直近1ヶ月から3ヶ月分の給与明細が必要になります。

いずれの書類も写しを提出することになるので、給与明細や源泉徴収票がインターネット発行されている人でも印刷して提出書類とすることができます。

自営業の人は確定申告書や所得証明書や税額通知書をもって収入の証明をします。

経費を多めに積んで利益(所得)を少なく積んでいる人もいますので、売上、経費、利益など営業状況を合わせて申告する必要がある会社もあります。

審査はどの書類であっても有利不利がありませんので、取得しやすい書類を提出すれば問題ありません。


消費者金融のキャッシングで収入証明書が必要なケース

キャッシング 本人確認書類

消費者金融やクレジットカードのキャッシングで収入証明書が求められるのは、「1社で50万円の限度額を超える場合」と「複数社から100万円を超える借入をする場合」です。

消費者金融やクレジットカードのキャッシングは総量規制の対象になるため、総量規制の上記2つの条件を超える場合には収入証明書の提出が求められます。

そのため、アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビットなど大手消費者金融の会社をはじめ、楽天カードやイオンカード、ライフカード、エポスカードなどクレジットカードのキャッシングでも、「1社で50万円の限度額を超える場合」と「複数社から100万円を超える借入をする場合」には基本的に収入証明書を求められます。
(SMBCモビットは上記に関わらず収入証明の提出を求められる場合があります。)

自営業者(個人事業主、法人代表者)などは、利用限度額が50万円を超えない場合でも収入証明書を求められるケースがあります。

その場合、希望額が30万円などでも限度額が10万円になり、収入証明書を提出するとすぐに30万円に引き上げられることになります。

キャッシング 本人確認書類

なお、複数社からの借入は実際に借入している金額で考える会社だけでなく、利用枠を設定されている金額を合計して100万円を超える場合に収入証明書を求める会社もあります。

限度額が70万円設定されている人が別の会社で新たに50万円の利用枠を申請した場合に、実際の借入が100万円以下であっても収入証明書を求められることがあります。

クレジットカードのキャッシング枠が知らない間に設定されていて、収入証明書を求められたり、消費者金融やクレジットカードのキャッシングが急に利用できなくなることもあります。

消費者金融系のキャッシングでは、限度額と金利は連動せず、審査結果に応じて金利と限度額はそれぞれ決定されます。

ですので、限度額は上げれば良いというわけではなく、必要な分だけ設定してもらえば十分といえます。


銀行系カードローンで収入証明書が必要なケース

キャッシング 本人確認書類

銀行系カードローンでは収入証明書が必要な条件は各社で定めていて金融機関ごとに違います。

主な銀行系カードローンで収入証明書を必要とする限度額は以下の通りです。

■主な銀行系カードローンで収入証明書を必要とする限度額

銀行 限度額
レイク 100万円超
三菱UFJ銀行 50万円超
みずほ銀行 200万円超
三井住友銀行 300万円超
住信SBIネット銀行 300万円超
楽天銀行 300万円超


元消費者金融のレイクは100万円超の場合には収入証明書を求められます。

ただし、100万円を超える借入金額でもレイクの判断で収入証明書が不要となるケースもあります。

三菱UFJ銀行のバンクイックは50万円超、みずほ銀行カードローンは限度額が200万円を超えると、収入証明書が必要になります。

収入証明書が必要となる限度額が最も高いのが、三井住友銀行カードローン、住信SBIネット銀行のMrカードローン、楽天銀行カードローンで300万円超となっています。

上記に含まれていませんが、イオン銀行などでは300万円超となっています。

収入証明書が不要でも審査の基準自体は変わらないので、収入証明書が必要となる限度額がイコール審査の厳しい・甘いを表しているわけではありません。

高額な利用限度額を設定する際には、厳しい審査になります。

銀行系カードローンは利用限度額が上がることで金利が下がります。

限度額を多く設定しておくことでお得にお金を借りることにもつながりますので、なるべく多めの限度額を設定してもらえると良いですね。


本人確認書類、収入証明書の提出方法

キャッシング 本人確認書類

  • アップロード
  • メール送信
  • アプリ送信
  • 郵送
  • FAX
  • 自動契約機で提出
  • 店頭で提出

以前は本人確認書類や収入証明書の提出は郵送やFAX、店頭での直接提出が主流でしたが、最近は画像のアップロード機能があったり、専用アプリで送信できたりと便利になっています。

アップロードメールアプリ送信であれば、スマホで書類を撮影してそのデータを送信するだけで、自宅で簡単に本人確認書類や収入証明書を提出することができます。

郵送時間などもなくなるので、スピーディにお金を借りたい人はぜひ活用したい提出方法です。

自動契約機でお金を借りる場合には、自動契約機で本人確認書類の提出をすることもできます。

即日融資を受けるためには、書類をすぐに提出する必要がありますので、これらを活用して早くお金を借りられるようにしたいですね。

即日融資可能なキャッシング

もちろん、急ぎでなければ従来通り郵送などで本人確認書類を提出することもできます。


おすすめカードローン

アコム

アコムは最短20分の審査回答で最短20分融資が可能。はじめて利用する人は最大30日間の無利息期間がありお得にお金を借りることができます。
※申込時間や審査により希望に添えない場合があります。

自動契約機(むじんくん)が多く設置されていて、年中無休(年末年始は除く)で原則郵送物なしのキャッシングもできます。

自動契約機(むじんくん)の営業時間は、2020年4月1日以降:9:00~21:00と短縮されております。

アコムの詳細


プロミス

プロミスは最短3分で審査回答があり、最短3分で融資可能なキャッシングです。
※申込み時間や審査により希望に添えない場合があります。

カードレスの借入が可能で、WEB完結来店不要郵送なしで利用できます。

30日間の無利息サービスもあるので、お得に借りたい人にもおすすめです。

プロミスの詳細


SMBCモビット

SMBCモビットはWEB完結の借入が可能で、申し込みの曜日、時間によっては最短即日でお金が借りられるカードローン。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

自宅への郵送なしで利用できるので、家族と同居している人でも安心して利用することができます。

SMBCモビットの詳細