お金を借りる際に利用することになるキャッシング。

そもそもどんな意味でどのような商品なのか、カードローンとの違いは何かなど、言葉は知っていてもなかなか詳しい意味まで説明できる人は少ないと思います。

そこでキャッシングとは何か、またキャッシングの種類やカードローンとの違いなどを見ていきたいと思います。

キャッシングとは

急にお金が必要になった時に、最短即日でお金を借りることができるサービスが「キャッシング」です。

お金を借りる手段として消費者金融や銀行からお金を借りることができるサービスです。

借りたお金には金融機関ごとに決めた金利に応じた利子がついて、借りたお金に利子を上乗せして返済をします。


キャッシングの種類

  • 消費者金融
  • 銀行
  • クレジットカードのキャッシング枠

キャッシングには大きく3つあり、消費者金融から借りるキャッシング、銀行から借りるキャッシング、クレジットカードのキャッシング枠を利用したキャッシングです。


消費者金融

消費者金融のキャッシングは審査や手続きがシンプルでスピーディに借入をすることができます。

最短30分から1時間で審査、即日融資を受けられるなど融通がききやすくなっています。

その分金利については銀行から借りるよりも金利が高くなっています。

はじめての利用の場合は30日間無利息でお金を借りることができるなど、キャンペーンを実施していることもありますので、そのようなキャンペーンを利用したり、短期間で返済をするなど総返済金額を減らすことができそうな場合に積極的に利用したいものです。

代表的な消費者金融のキャッシングとしてプロミスやアコム、SMBCモビットなどがあります。


銀行

銀行のキャッシングは、三菱UFJ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行などが提供するキャッシングです。

銀行はカードローンというイメージが強いですが、2つに大きな違いはありません。

銀行のキャッシングは金利が低い点が魅力です。

消費者金融だと4%から5%くらいの金利で上限金利が18%くらいが相場ですが、銀行だと3%台から借入ができ、上限金利も15%と低めに設定されていることが多くなっています。

最近では住信SBIネット銀行やジャパンネット銀行、楽天銀行などネット系の銀行でもキャッシングが可能になっていて、より低い金利でお金を借りることができるようになっています。

また、日本有数のメガバンクなどそうそうたる会社ですので、利用するのも安心という点もあると思います。

一方で審査や手続きに時間がかかりがちで、審査も消費者金融で借りるより厳しくなっているので、急いでいる人や信用情報に自信がない人は消費者金融系でキャッシングする方が良いかもしれません。


クレジットカードのキャッシング枠

クレジットカードのキャッシング枠を利用してお金を借りる方法もあります。

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠というそれぞれ使用できる枠があり、普段買物する時にはショッピング枠の範囲で利用できるようになっています。

お金を借りたい時にはキャッシング枠の範囲で借りることができ、普段使っているクレジットカードから借入が可能になっているので、手軽にお金を借りることができます。

キャッシング枠の範囲内であれば比較的早くにお金を準備することができるのも魅力です。

金利は消費者金融と同じくらいになっているので、すでにクレジットカードを持っている人や、消費者金融からお金を借りるのに抵抗がある人におすすめの借入方法といえます。


キャッシングとカードローンの違い

お金を借りる方法としてキャッシングとカードローンという商品がありますが、2つの商品は名前は違えどほとんど同じ商品と考えてよいものです。

以前はキャッシングが一括返済、カードローンは分割払いやリボ払いで返済するものという認識もありましたが、現在はどちらも返済方法があるので特に違いはありません。

また、消費者金融=キャッシング、銀行=カードローンという区分けもありましたが、アコムやプロミスなど消費者金融ではキャッシング、カードローン双方の言葉が使われていますし、銀行ではカードローンという言葉が中心に使われていますが、実質は変わりません。

キャッシングという言葉のイメージがあまり良くないため、各会社ではカードローンという言葉を最近では中心に使っているのかもしれませんね。

いずれにせよ、お金を借りる時に重要になるのは、融資までの期間、審査、金利などですので、カードローンやキャッシングという言葉に惑わされずに純粋に条件を比較してお金の借り先を選ぶようにしましょう。


キャッシングの金利

キャッシングは借りる会社ごとに金利が決まっています。

また同じ会社から借りるにしても、審査結果や借入金額によって金利は変わります。

審査の結果、属性がよいと判断されれば金利は低めに設定されますし、逆の場合は金利が高くなります。

また借入限度額が大きくなるほど金利は低くなります。

借入限度額が大きい=属性がよいということになりますので、金融機関が多くの金額を貸しても大丈夫と判断したことになります。

借入限度額が決まると金利が決まり、限度額の範囲内の金額を借りる限り、金利は一定になります。

借入限度額が400万円で金利が9%となった場合、実際の借入金額が10万円だった場合も400万円だった場合も、金利は同じ9%ということになります。

銀行のカードローンなどでは限度額ごとに金利が決まっているところが多く、借入限度額が多いほど金利が低くなります。

一方で消費者金融では必ずしも借入限度額と金利は決まっていないので、同じ借入限度額でも金利が異なるというケースがあります。

この辺りは審査を通してみないとわからない部分ですが、しくみとして知っておくと混乱しないですみます。


消費者金融と銀行

なお、お金を借りる先として消費者金融と銀行どちらから借りるかを考える際、総量規制について考慮する必要があります。

総量規制とは、借金に関する規制のことで、消費者金融から借りる際には年収の3分の1までしか借入ができず、50万円を超える借入の場合には収入証明書が必要となります。

年収300万円の人であれば、100万円までしか借りることができないことになります。

一般的には十分であるともいえますが、高額な借入を予定している人の場合、消費者金融からお金を借りる際、この総量規制の対象になってしまう可能性があります。

総量規制以上のお金を借りる際には、お金の借り先として銀行しか選択肢になくなってしまいますので、高額な借入を予定している人は総量規制を意識しておく必要があります。(高額な借入の場合、銀行の審査はさらに厳しくなります。)

このように総量規制については考える必要がありますが、対象外の人であれば銀行と消費者金融どちらから借りるでも特に問題ありません。

返済方式や取り立てについても大きな違いはありません。法律の規制も同じなので、消費者金融の取り立てが際立って厳しいわけではありません。

上述した融資までの期間、金利などを考慮に入れた上でお金の借り先を検討されるのがよろしいかと思います。


おすすめカードローン

アコム

アコムは最短20分の審査回答で最短20分融資が可能。はじめて利用する人は最大30日間の無利息期間がありお得にお金を借りることができます。
※申込時間や審査により希望に添えない場合があります。

自動契約機(むじんくん)が多く設置されていて、年中無休(年末年始は除く)で原則郵送物なしのキャッシングもできます。

自動契約機(むじんくん)の営業時間は、2020年4月1日以降:9:00~21:00と短縮されております。

アコムの詳細


プロミス

プロミスは最短3分で審査回答があり、最短3分で融資可能なキャッシングです。
※申込み時間や審査により希望に添えない場合があります。

カードレスの借入が可能で、WEB完結来店不要郵送なしで利用できます。

30日間の無利息サービスもあるので、お得に借りたい人にもおすすめです。

プロミスの詳細


SMBCモビット

SMBCモビットはWEB完結の借入が可能で、申し込みの曜日、時間によっては最短即日でお金が借りられるカードローン。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

自宅への郵送なしで利用できるので、家族と同居している人でも安心して利用することができます。

SMBCモビットの詳細