キャッシング デメリット

はじめて利用する時には怖く感じるキャッシングですが、リスクやデメリットをきちんと理解した上で利用すれば、うまく活用することができます。

キャッシングを利用することのデメリットやリスクにはどのような点があるのか見ていきたいと思います。

キャッシングのデメリット

  • 利息が発生する
  • 金銭感覚が狂っていく
  • 簡単に利用できる
  • 信用情報機関に利用情報が登録される

利息が発生する

キャッシング デメリット

キャッシングのデメリットとして、真っ先にあげられるのは利息が発生することです。

借りたお金を元本、元金などといいますが、返済する時には元本に利息を上乗せして返済していくことになります。

当然ながら借りたお金(元本)よりも返済する金額(元本+利息)の方が多くなるので、利息はお金を貸してもらったことに対して支払う費用のようなものですね。

消費者金融などからお金を借りると年に18%程度の金利が相場なので、借りたお金に対して2割弱の利息を支払うことになります。

ただ、この金利は1年間借りた場合の利率(年率)となりますので、早く返すと支払う利息は少なくすみます。

クレジットカードのキャッシングなどでリボ払いがありますが、毎月の返済額が一定で少ないのは良い一方、返済スピードが遅くなり、それによって利息が膨らみがちですので注意が必要です。

キャッシング デメリット

キャッシング会社の中には、無利息期間を設けている会社もありますので、一定期間は利息が発生しないキャッシングもあります。

多少の金利差があっても無利息期間があった方がお得になることが多いので、無利息期間のあるキャッシング会社は積極的に利用していきましょう。

いずれにせよ、利息はキャッシングにおける大きなコストとなりますので、いかに利息を少なくお金を借りるかという意識を持つことが重要になります。


金銭感覚が狂っていく

キャッシング デメリット

また、金銭感覚が狂ってしまうことがあるのもキャッシングのデメリットです。

キャッシングを利用しだすと、最初は早く返済しないといけない気持ちがありますが、徐々に薄れていき、キャッシング利用可能枠を自分の第2の預金口座とかお財布感覚に感じてしまう人が多くなります。

そのため、利用可能額が上がると自分のお金が増えたような気持ちになり、その金額をベースにした生活をしてしまったりして、キャッシングなしの生活は考えられなくなってしまう人もいます。

キャッシング デメリット

そうなると、だんだん返済が難しくなり、ついには債務整理を検討しないといけなくなってしまうこともあります。(逆に言うと、債務整理すれば借金を合法的に減らすことができると考えることもできます。)

使えるお金が増えて、借りているお金という感覚がなくなってくると、金銭感覚が狂ってお金の使いすぎや借りすぎにつながってしまうので、自分の金銭感覚は正常なのか意識しておく必要があります。


簡単に利用できる

キャッシング デメリット

キャッシングはカードさえ発行してもらえばコンビニのATMから簡単に引き出しができますし、ネットキャッシングであればWEBから申込をするだけで銀行口座にお金が振り込まれてきます。

非常に簡単に利用できる点は良い点でもありますが、すぐにお金を借りるようになってしまう、いわゆる「借り癖」がついてしまう点には注意が必要です。

そこまでお金が必要でない時や、買物や夜の街に繰り出す際の資金として念のためお金を借りるようになったりしてしまいます。

人はお金を持っていると使ってしまうものですので、使いすぎに注意するためにも、まず本当に必要な時以外は借りない、利用しない意識が必要になります。


信用情報機関に利用情報が登録される

キャッシング デメリット

また、この点もメリットとデメリットがあるものですが、信用情報機関に利用者の情報が登録される点にも注意が必要です。

信用情報機関は、金融機関の間で情報共有がされている個人の信用情報に関わる機関ですが、キャッシングを利用すると各サービスに応じた信用情報機関に利用者の情報が登録されます。

クレジットカードの発券や携帯電話の分割購入なども含めて、いわゆる「クレジットヒストリー」と呼ばれるものですね。

金融機関から見ると滞納があると一発でわかり、以降はローンの審査などにまず通らなくなります。

住宅ローンなど大型の融資審査においては、キャッシングを利用しているということ自体が審査でマイナスに働くこともあると言われていますので、デメリットといえます。

キャッシング デメリット

ただ、信用情報機関に利用情報が登録されることはデメリットだけでなく、メリットになることも多いです。

信用情報機関には返済の実績も登録されるため、普通に利用をして返済していると、きちんと返済をした履歴が残ることになり、金融機関から見ると「しっかり借金を返済する人」という評価になります。

まったくお金を借りたことがない人よりも返済の遅れなどがなくきちんと返済実績を残している人の方が審査上はプラスとなることが多いです。

消費者金融やクレジットカードの審査では、キャッシングの返済をきちんとしていればクレジットヒストリーが積まれ、有利に働くことが多いのですね。


クレジットカードのキャッシングのデメリット

消費者金融のキャッシングでなく、クレジットカードからもキャッシングすることができますが、気軽に利用できる分、消費者金融のキャッシング以上に気を使わないといけません。

クレジットカードは、買物やレストランでカード払いできるショッピング枠の中に、現金を借りることができるキャッシング枠があり、設定されたキャッシング枠の範囲内であればコンビニATMなどですぐにキャッシングすることができます。

ネットで申込をすれば振込でのキャッシングにも対応しています。

クレジットカードを持っていると、意識せずキャッシング枠が付与されていることも多いので、消費者金融のキャッシングのようにはじめて利用する時に申込や審査をする必要がなくお金を借りることができます。

消費者金融以上に借りやすい商品となっていますので、借りすぎや借り癖、またそこからくる金銭感覚のマヒにも注意する必要があります。

金利も消費者金融で借りるよりも高いことが多く、返済がリボ払いになっていることで利息が膨らみがちです。

リボ払いだと、毎月の返済額は少なくてすみますが、その分返済額のほとんどが利息の返済に回って、元本をなかなか減らすことができず、返済期間が長くなり支払う利息も多くなります。

クレジットカードのキャッシングは便利ではありますが、なるべくなら上述した無利息期間のある消費者金融などお得な借り先を選んで利用することをおすすめします。


まとめ

キャッシング デメリット

キャッシングのリスクやデメリットを見てきました。

利息が発生するという当たり前のことから、利用していく中で感じるものなどをあげていきましたが、キャッシングを利用する上ではどれも注意が必要です。

とはいえ、メリットの裏返しというものもありますし、上手く活用することで急にお金が必要になった時や一時的に生活費が足りない時に助かるなど、キャッシングが便利であることには変わりありません。

ご利用は計画的に」「借り過ぎにはご注意ください」など、当たり前のことではありますが、この辺りの言葉をよく理解していると使いすぎることなく上手にキャッシングとつきあうことができそうですね。


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