キャッシングでお金を借りると、返済時には元本だけでなく利息も合わせて返済していくことになります。
どれくらい利息がかかるのかは把握しておきたいですが、金融会社では金利などが表示されているだけで利息がいくらかかるかは表示されていません。
借りるお金によって利息が変わるので仕方ないのですが、どれくらい利息を払うことになるか知っておきたい人も多いと思います。
そこで、実際に利息がどのように計算されるのか、また支払利息を少しでも少なくするにはどうしたら良いか見ていきたいと思います。
キャッシングの利息の計算方法
- 金利の計算式:借入金額×年利÷365×日数
- 1か月分の金利:借入金額×年利÷365日×1カ月の日数
キャッシングの利息の計算は「借入金額×年利÷365×日数」で計算することができます。
通常、キャッシングの返済は毎月行い、利息も1ヶ月ごとに計算することになりますので、1ヶ月分の金利の計算方法は「借入金額×年利÷365日×1カ月の日数」で算出されます。
10万円を年18%で借りた場合は、10万円×18%÷365×30=1479円となります。
10万円を借りて翌月に一括返済する場合は、元本の10万円に利息の1,479円を加算した101,479円が返済金額となります。
リボ払いなど一括返済でない場合は、月の返済額のうち1,479円が利息となり、返済額から利息分を差し引いた額が元本の返済にあてられます。
そして、以降の返済では減った元本から毎月の利息を計算します。
仮に10万円を借りて毎月1万円を返済する場合は、翌月の元本は91,479円となり、それをベースに利息計算するので支払う利息は1,353円となります。
この辺りは返済金額の計算方法の違いによっても変わってきます。
20万円借りた時の金利による利息の差
キャッシングの基本的な利息の計算方法は上記の通りですが、金利によってどれくらい利息の金額に差が出るのか見てみましょう。
20万円を借りた時に、金利が10%、13%、15%、18%、20%の時の1ヶ月後の利息はそれぞれ以下のようになります。
■20万円借りた時の金利による利息の差
金利 | 利息 |
---|---|
20% | 3,287円 |
18% | 2,958円 |
15% | 2,465円 |
13% | 2,136円 |
10% | 1,643円 |
数百円の差のように感じますが、仮に毎月元本2万円を返済して10ヶ月で完済したとすると、支払った利息の総額はそれぞれ以下になります。
■利息総額の差
金利 | 利息 |
---|---|
20% | 18,082円 |
18% | 16,273円 |
15% | 13,561円 |
13% | 11,753円 |
10% | 9,041円 |
金利の差による利息の差は結構な金額になります。
この差は借入金額、返済期間が延びることで倍々ゲームで膨れていきますので、金利の差が利息に与える影響はかなり大きくなっています。
はじめて借りる際には上限金利で借りることがほとんどだと思いますが、利息を少なくするには0.1%でも金利の低いところで借りることが重要になります。
即日返済した場合の利息
ちなみに、キャッシングでは借りたお金は毎月決まったタイミングで返済しなければいけないというわけではなく、好きなタイミングで繰り上げ返済や即日返済もすることができます。
即日で借りたお金を返済した場合には利息は一切かかりません。
法律で利息は翌日以降から発生する「初日不算入」という考え方があるため、キャッシングで即日返済した場合も初日不算入の原則が適用され、利息はかかりません。
借入日は利息計算には含まれないようになっています。
翌日返済の場合は、1日分だけ利息が発生します。
1日分の利息は、金利18%で10万円借りた場合は49円となり、非常に少ない金額で済みます。
キャッシングの支払利息を少しでも安くする方法
- 繰り上げ返済などで早く返す
- 金利の低い会社で借りる
- 無利息期間のある会社で借りる
繰り上げ返済などで早く返す
キャッシングの支払利息を少しでも安くするには、とにかく早く返していくことが重要になります。
極端な話、即日返済をすれば利息はかかりませんし、翌日返済でも利息はせいぜい数百円です。
1日でも早く返していくことが、利息を減らす最も重要なポイントとなります。
リボ払いは元本がなかなか減らない
多くのキャッシング会社ではリボ払いでの返済が一般的です。
リボ払いは毎月の返済額がほぼ一定になる返済の負担が少ない方法ですが、一方で返済額から利息と元本を支払うことになり、元本が多い返済当初は返済額の多くが利息の返済に回り、元本がなかなか減りません。
元本の返済スピードが遅くなることで、翌月以降の利息も多いままでまた元本が減らない・・という悪循環になりますので、返済初期に元本をいかに減らすかが利息を減らす重要なポイントです。
なるべく繰り上げ返済をしていき、最初に元本を減らすことで利息の総額を減らすことになります。
金利の低い会社で借りる
また、そもそも借りる時点でなるべく金利の低い会社で借りることも重要です。
はじめて利用する時にはほぼ上限金利で借りることになりますので、上限金利の低い銀行系のカードローンを利用することで支払う利息を少なくすることができます。
上限金利の低いカードローンにはイオン銀行カードローンBIGなどがあります。
無利息期間のある会社を活用する
あと、大手消費者金融のアコムやプロミスでは、はじめての利用時は30日間の無利息期間を設けていますので、このような会社を利用するのも有効です。
上述した通り、返済最初の30日間は、返済期間中で最も利息が多くなる期間です。
その期間の利息が無料になるのは非常に大きいですし、その間に繰り上げ返済をすることができれば、うまく利用するとかなり利息を安くすることができます。
はじめての利用者限定という制限はありますが、アコムとプロミスで1回ずつ利用できるので、まだアコムとプロミスを利用していない人はぜひ利用してみると良いと思います。
キャッシングの毎月の利息負担はそう大きなものに感じませんが、積もり積もって振り返ると結構な金額となります。
少しでも利息を減らせるよう、無利息期間を利用できる場合はそちらを、利用できなければ少しでも金利の低い会社でお金を借りつつ、早く返済をしていくのが重要といえます。
おすすめカードローン
アコムは最短20分の審査回答で最短20分融資が可能。はじめて利用する人は最大30日間の無利息期間がありお得にお金を借りることができます。
※申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
自動契約機(むじんくん)が多く設置されていて、年中無休(年末年始は除く)で原則郵送物なしのキャッシングもできます。
自動契約機(むじんくん)の営業時間は、2020年4月1日以降:9:00~21:00と短縮されております。
アコムの詳細プロミスは最短3分で審査回答があり、最短3分で融資可能なキャッシングです。
※申込み時間や審査により希望に添えない場合があります。
カードレスの借入が可能で、WEB完結、来店不要、郵送なしで利用できます。
30日間の無利息サービスもあるので、お得に借りたい人にもおすすめです。
プロミスの詳細SMBCモビットはWEB完結の借入が可能で、申し込みの曜日、時間によっては最短即日でお金が借りられるカードローン。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
自宅への郵送なしで利用できるので、家族と同居している人でも安心して利用することができます。
SMBCモビットの詳細