キャッシングしてお金を借りる際に最も気になるのが金利です。
どうせお金を借りるなら少しでも金利の低いところでお金を借りたいと思いますので、人気のキャッシング・カードローンの金利を比較してみました。
金利の計算方法なども紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
キャッシング金利の比較
大手消費者金融のキャッシング金利
大手消費者金融で利用できるキャッシング金利は以下のようになっています。
■大手消費者金融のキャッシング金利
消費者金融 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
プロミス | 4.5~17.8% | 500万円 |
アコム | 3.0~18.0% | 800万円 |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | 800万円 |
アイフル | 3.0~18.0% | 800万円 |
ノーローン | 4.9~18.0% | 300万円 |
プロミスを除き、すべての会社の上限金利が18%になっています。
金額によっては、法定上の上限利息を20%とすることができますが、その辺りは競争もあって各社18%で揃っているのでしょうね。
なお各社の金利に幅がありますが、ほとんどの人は上限に近い金利で借りることになります。
借入限度額が上がって金利が下がる場合もありますが、下限に近い金利を得るにはかなりの利用実績を積まないといけないでしょう。
金利を下げるためにお金を借りるというのも本末転倒ですので、あまり下限の金利を求める必要はありません。実際にかなり大変なようですし。
銀行のカードローン金利
一方、銀行系のカードローンの金利は以下のようになっています。
■銀行のカードローン金利
銀行 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 1.8~14.6% | 500万円 |
三井住友銀行 | 4.0~14.5% | 800万円 |
みずほ銀行 | 4.0~14.0% | 1,000万円 |
オリックス銀行 | 1.7~17.8% | 最高800万円 |
新生銀行(レイク) | 4.5~18.0% | 500万円 |
消費者金融系のキャッシングは上限18%となっていましたが、銀行系のカードローンは15%程度の金利としている銀行が多くなっています。
オリックス銀行や新生銀行は消費者金融に近い金利となっています。
少しでも低い金利でお金を借りたい人はメガバンクをまず検討するのがよいですね。
また、利用限度額に応じて金利も段階的に下がっていきます。
とはいえ、最初のうちは上限金利に近い金額で借りることになるので、キャッシングやカードローンの金利を比較する際には下限ではなく上限金利を比較するのが基本です。
また、一般的に限度額の上限は銀行系カードローンの方が高くなっているため、多額のローンを組みたい場合には銀行のカードローンを検討するのがよいでしょう。
ただし、金利が低いということはすなわち審査が厳しいということを意味しています。
年収が低い、安定した職業についていないなど、属性が悪い人は審査に通るのが難しいと思いますので、そういった人は大手消費者金融や新生銀行、オリックス銀行などを検討されるとよいでしょう。
キャッシング金利、利息の計算方法
1ヶ月の支払利息の計算
キャッシング金利の計算は以下の計算式で算出することができます。
借入金額×年利÷365日×1カ月の日数=1か月分の金利
多少面倒な計算に感じますが、ざっくりでよければ
借入金額×年利%÷12=1か月分の金利
と計算もできます。
概算金額にはなりますが、大体の金利が知りたい人はこちらの方がわかりやすいかもしれません。
仮に20万円を年利18%でキャッシングした場合、
20万円×18%÷365×30=2,959円
となります。
ざっくりの計算式では
20万円×18%÷12=3,000円
となります。
アコムなどはじめての利用者には30日間の無利息キャンペーンを実施している会社の場合、上記の金額がまるまるかからなくなるということになります。
結構お得ですね。
総返済額の計算
1ヶ月の金利は上記で計算することができますが、返済期間1年の場合の総支払額はいくらになるでしょうか。
金利の総支払額は毎月の支払金利を計算することで算出することができますが、毎月元本を返済しているため、金利の計算の元となる借りたお金が変動していきますので、計算は若干ややこしくなります。
最初の月は上述したのと同じく、
借入金額×年利%÷365日×1カ月の日数=1か月分の金利
となりますが、翌月以降は
(借入金額-返済済み金額)×年利%÷365日×1カ月
となり、各月の残高をもとに支払う金利の額を決定していきます。
1年返済をする際の総返済金利を計算する場合は、2ヶ月目から12ヶ月目までの金利を上記の計算式で算出します。
仮に36万円を年利18%で借りて1年間返済をする(毎月の返済額3万円)場合、
1ヶ月目=36万円×18%÷365×30=5,327円
2ヶ月目=33万円×18%÷365×30=4,883円
3ヶ月目=30万円×18%÷365×30=4,439円
・
・
・
となり、12回分の総支払金利は12ヶ月分の支払金利を合計した34,627円となります。
徐々に返済が進むので、借入金額36万円に年利18%を単純にかけた金額(64,800円)よりも、実際の総支払金利は安くなります。
また、金利の負担は最初の月が最も重くなるので、30日無利息キャンペーンなどは一番金利負担が重い月の利息がなくなることになりお得なので、30日間の無利息期間が適用される人はできるだけそれらの会社から借りるのが賢明です。
上記をいちいち自分で計算するのが面倒な人は、キャッシング会社のウェブサイトなどにシミュレーターがありますので、そちらで借りるお金や金利、返済方法などを設定して計算することができます。
キャッシングの金利無料期間(無利息期間)
大手消費者金融会社の中には無利息期間(金利が無料になる期間)を設けている会社もあります。
アコムやプロミス、アイフルでははじめての利用時は30日間無利息になっており、他の会社でも1週間無利息期間のサービスがあります。
30日間の無利息期間の間に全額返金をすれば、利息がまったくかかりません。
上述した通り、金利の負担は1ヶ月目が一番重いので、30日間無利息期間があるのは大きいです。
はじめて利用する人は無利息期間のあるところでキャッシングするのがおすすめです。
法律上のキャッシングの上限金利
キャッシングの金利は利息制限法で上限の金利が決まっています。
借入金額によって上限金利が変わり、15%から20%の範囲になっています。
■利息制限法上の上限金利
- 10万円未満:20%
- 10万円以上100万円未満:18%
- 100円以上:15%
つまり最高でも20%となっていますので、20%超の金利を設定している業者があれば違法業者となります。
上限金利以上の金利を払わされた場合には、過払い金請求をすることができます。
このような法律上の上限金利を踏まえて、消費者金融では18%くらいを上限にしている会社が多いようです。
銀行のカードローンは金利が15%未満のところも多いですが、その分審査を厳しくしてリスクを取らないようにしているのでしょう。
大手の消費者金融では10万円未満のキャッシングでも金利は18%のところがほとんどですが、中小の消費者金融では10万円未満の借入の場合には法定上限の20%の金利を設定しているところもあります。
上述した利息制限法上の上限金利は、あくまで上限の金利です。
上限が18%とか20%というだけで、10%で貸しても5%で貸しても問題はありません。
ですので、各金融機関も属性が良かったり、クレジットヒストリーを積んだ優良顧客には有利な金利でキャッシングできるよう優遇措置をとっています。
おすすめカードローン
アコムは最短20分の審査回答で最短20分融資が可能。はじめて利用する人は最大30日間の無利息期間がありお得にお金を借りることができます。
※申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
自動契約機(むじんくん)が多く設置されていて、年中無休(年末年始は除く)で原則郵送物なしのキャッシングもできます。
自動契約機(むじんくん)の営業時間は、2020年4月1日以降:9:00~21:00と短縮されております。
アコムの詳細プロミスは最短3分で審査回答があり、最短3分で融資可能なキャッシングです。
※申込み時間や審査により希望に添えない場合があります。
カードレスの借入が可能で、WEB完結、来店不要、郵送なしで利用できます。
30日間の無利息サービスもあるので、お得に借りたい人にもおすすめです。
プロミスの詳細SMBCモビットはWEB完結の借入が可能で、申し込みの曜日、時間によっては最短即日でお金が借りられるカードローン。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
自宅への郵送なしで利用できるので、家族と同居している人でも安心して利用することができます。
SMBCモビットの詳細