キャッシング 残高不足

クレジットカードのキャッシングを利用している人だけでなく、消費者金融のキャッシングや銀行系カードローンでも返済方法を口座引き落としにしている人は多いと思います。

口座引き落としは、毎月自動的に返済がされるので手間がなく便利ですが、口座の残高不足で引き落としが失敗してしまうこともあります。

キャッシングの引き落とし口座が残高不足だとどうなるのか、対応、デメリットと対処法を紹介したいと思います。

キャッシングが残高不足になった場合

キャッシング 残高不足

キャッシングの引き落としが残高不足で失敗した場合、キャッシング会社によっても対応は異なりますが、基本的には電話があって指定される振込口座に振込をして返済することになります。

クレジットカードでは、銀行によっては再引き落としをしてくれる場合もあります。

電話がありますので、指示に従って返済するようにしましょう。

また、残高不足であることがわかったら早めに金融機関に連絡することで、いきなり電話がかかってくることを防ぐことができますし、金融機関との信頼関係という意味でもプラスに働きます。

キャッシング 残高不足

キャッシングの残高不足で引き落としがされないと、1日でも返済の遅延ということになりますので、遅延損害金が発生します。

遅延損害金の金利は20%と設定されていることが多く、利息と同じように計算され、利息とは別に遅延損害金を支払う必要があります。

たとえば、20万円のキャッシング残高で10日返済が遅れると、以下の遅延損害金が発生します。

20万円×20%÷365×10=1,096円

遅延損害金を払っても、通常の利息も支払う必要もありますので、返済が遅れるとキャッシングの費用負担がぐっと増すことになります。


電話に出ない、返済をしない場合

日に日に督促が強まる

キャッシング 残高不足

キャッシングの残高不足があると、当日または翌日などすぐに電話がかかってきて返済の督促があります。

ここですぐに返済すれば良いですが、電話に出ないと毎日のように電話がかかってきます。

最初は登録している電話番号へ電話が来ますが、いつまでも電話にでないと勤務先や自宅の電話番号に電話があったり、さらに督促のはがきや自宅、勤務先への取り立てに発展することもあります。

キャッシングをしていることを周囲に内緒にしている人は、家族や会社にバレる可能性が出てきますので、残高不足は絶対に避けるとともに、万が一残高不足を起こしてしまった場合は必ず電話に出て、迅速に返済をすることが重要になります。


信用情報機関のブラックリスト入りする

キャッシング 残高不足

さらに、返済をしない状態が61日または3ヶ月以上の滞納を続けていると、信用情報機関に金融事故として登録され、俗に言う「ブラックリスト入り」の状態になります。

信用情報とは、金融機関同士で共有されている個人の信用情報のことで、ローンの審査をする際や新規にクレジットカードを発行する際の審査に使われています。

金融機関で滞納や延滞、債務整理などをすると信用情報機関に金融事故情報(異動情報)が登録されることになり、その後のローン審査やクレジットカード発行審査にまず通らなくなります。

キャッシング 残高不足

住宅ローンカーローンの審査にも使われますので、これらのローンを利用したいと思っている人は要注意です。

滞納による異動情報は、一定期間すると解除され、信用情報機関によって滞納が解消してから1年または5年残ることになります。

長期滞納として信用情報機関に登録されると、カードやローンを利用する際に大きな制約となります。

気にしない人は良いですが、普通の人であればかなり痛いです。

長期滞納となると、上述した遅延損害金の額も雪だるま式に膨らむことになるので、長期滞納は絶対に避けたいです。


キャッシングが残高不足になった時の対処方法

  • すぐ返済する
  • 返済が遅れることがわかったら連絡する
  • 返済期日前に返済することもできる

すぐ返済する

キャッシング 残高不足

キャッシングで残高不足になった時の対処法は、基本的にはすぐに返済するしかありません。

電話が来たら必ず出るようにして、指定された口座に迅速に振込をするようにしましょう。


返済が遅れることがわかったら連絡する

キャッシング 残高不足

また、返済が遅れることがわかったらすぐに連絡することも重要です。

遅延損害金の発生は防げませんが、事前に連絡して返済日を伝えることで、金融機関から電話がかかってくることはありません。

金融機関から督促の電話がかかってくると、気分的に落ち込みますし、かかってくるタイミングやシチュエーションによっては家族や会社の同僚にキャッシングを利用していることがバレたりと、トラブルの元になります。

金融機関との信頼関係を少しでも構築することを考えても、返済遅れが分かったタイミングですぐに連絡することは重要です。

返済遅延の連絡は、消費者金融各社で電話窓口を設けるなど、一般的に行われていることです。

返済は期日通りに行うことがもちろんベストですが、返済遅延が発生してしまう場合は事前に電話連絡するのがベターです。


返済期日前に返済することもできる

キャッシング 残高不足

なお、キャッシングの残高不足を予防するという意味では、まとまったお金が入ったら返済期日前でも返済してしまうのもありです。

キャッシングの返済は、返済期日前でも全部返済一部返済をすることができます。金額を指定して返済することもできるので、余ったお金は返済に回しておくと返済日に残高不足となる可能性を低くすることができます。

返済を早めることで、元本が減って発生する利息を抑えることにもつながりますので、まとまったお金が入って銀行で寝かせておくだけであれば返済に回す方がお得です。

お金を手元に置いておくことで、万が一に備えるというメリットもあると思いますので、その時々の判断で余っているお金を返済に回すかどうか決められると良いと思います。


まとめ

キャッシング 残高不足

キャッシングで残高不足になった時にどうなるのか、デメリットや対応方法について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • キャッシングで支払が遅れると遅延損害金が発生
  • 引き落としが失敗すると電話がかかってくる
  • とにかくすぐに返済することが重要

キャッシングで残高不足が起きて、引き落としが失敗すると、キャッシング会社から電話がかかってきて、返済の案内(督促)がきます。

基本的には電話の案内に従って返済することになります。

また、返済が遅れた場合には、利息以外に遅延損害金が発生して返済負担が増すことになりますので、数日でも返済の遅延は避けるのが賢明です。

引き落としの失敗は、数日でも返済の遅延となりますし、長引くとブラックリスト入りする可能性もあり、それだけは避けないといけません。

当たり前の話にはなりますが、キャッシングの残高不足はできる限り避け、万が一残高不足を起こしてしまった場合には、とにかく早く返済することが重要になります。

また、借りる際から返済負担をできるだけ下げることが重要になりますので、無利息期間のあるキャッシングを利用したり、低金利の銀行系カードローンを借りるなどを検討するのがおすすめです。

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