プロミスでATMからカードローンの借入をすると利用明細が印刷されてきますが、項目が多く見方がわからないという人も多いと思います。
消費者金融を利用した際は、利用明細書を発行することが義務づけられていますが、明細に記載すべきことが多すぎて、逆に利用者にとっては自分の知りたい情報がわからなくなってしまっているんですね。
とはいえ、項目を理解すれば自分がチェックすべきポイントもすぐわかりますので、プロミスからATMで借りた時に発行される「ご利用明細書」の見方やチェックポイントを見ていきたいと思います。
プロミスのATM借入明細の見方
プロミスのご利用明細書は、借入時と返済時で違った項目が記載されていますので、それぞれの項目の意味や見方、チェックポイントを見ていきたいと思います。
まずは借入時のご利用明細書です。
プロミスのATM借入明細の項目
プロミスでATMを利用して借入をすると、以下のようなご利用明細書が発行されます。
各項目の意味は以下のようになります。
■プロミスのATM借入明細の項目
No | 項目 | 内容 |
---|---|---|
1 | 取引 | 取引の種別を記載 |
2 | 借入金額 | 今回借入した金額を記載 |
3 | 今回発生手数料 | 今回の融資で発生した手数料を記載 |
4 | 手数料累計額 | 前回返済日以降に発生した手数料の累計額を記載 |
5 | 借入後残高 | 現在の借入残高を記載 |
6 | 借入利率(年率) | 利用している借入の利率を記載 |
7 | 遅延利率(年率) | 遅延損害金が発生した場合に適用される利率を記載 |
8 | 次回返済金額 | 次回の最低返済金額を記載 |
9 | 次回返済期日 | 次回の返済期日を記載 |
10 | 最終返済期日 | 現在の借入残高および約定支払額で返済を行った場合に、全額返済予定にあたる最終返済期日を記載 |
11 | 返済回数 | 最終返済期日までの返済回数を記載 |
12 | 残高スライド元利定額返済 | 返済方式を記載 |
13 | 総返済予定額 | 最終返済期日までに返済する総額を記載 |
14 | 利用可能額 | 現在のご契約で借入できる利用可能額を記載 |
– | カード番号 | プロミスカードのカード番号 |
取引の種別は借入であれば「融資」となります。
借入金額は、今回借りた金額です。
今現在プロミスに借りているお金の合計(借入残高)については、5の借入後残高に記載されています。
手数料について、今回の借入で発生した手数料は「今回発生手数料」に記載がされ、前回返済日以降に発生した手数料の累計額は「手数料累計額」に記載されます。
手数料累計額は、前回返済日以降に発生した手数料ですので、返済日を迎えるとリセットされます。
返済日を迎える前に何度もATMで借入をして手数料が発生している場合に、手数料累計額が増えていくことになります。
なお、プロミスではプロミスATM、三井住友銀行ATMは手数料無料で利用可能になっています。
手数料が気になる人は手数料無料のATMか、振込キャッシングで借入をすると手数料無料で借入ができます。
今回借りたお金の金利を知りたい場合は、「借入利率(年率)」をチェックします。
なお、実際にいくら利息が必要になるかは、期間ごとに計算する必要がありますので、以下の記事などを参考にしていただければと思います。
借入利率の下に記載されている「遅延利率」は、滞納をした時にかかる遅延損害金の割合で、遅延した返済額でなく借入残高全体にかかります。
毎月の利息に上乗せして遅延損害金を支払う必要が出てきますので、かなり大きな負担となります。滞納には注意しましょう。
以降は返済に関する情報です。
「次回返済金額」は次に返済する時の最低返済額が記載され、「次回返済期日」にはいつまでに返済すればよいのか返済期日が記載されます。
次回返済金額に記載されている金額は、あくまで最低返済金額ですので、最低返済金額以上を返済することもできます。
後は、完済までに何回返済が必要かを記載した「返済回数」や完済までの総返済予定額なども記載されています。
利用可能額は、現在の契約で借入できる利用可能額で、あといくらまで借りられるかが記載されています。
上記の場合は利用限度額50万円の人が10万円を借入した場合ですので、利用可能額は40万円となります。
借入明細はここをチェック
- 今いくら借りているか:借入後残高
- 金利はどれくらいで借りているか:借入利率(年率)
- 「いつ」までに「いくら」返済すればよいか:次回返済金額、次回返済期日
- あといくら借りられるか:ご利用可能額
プロミスの借入時の利用明細をチェックするポイントとして、いくら借りているのか、金利はどれくらいなのか、返済はいつまでにいくら返せばよいのか、あといくら借りることができるかが知りたい情報だと思います。
いくら借りているかは「借入後残高」でチェックすることができます。
どれくらいの金利で借りているかは、「借入利率(年率)」でチェックすることができます。
返済をいつまでにいくらすればよいかは、「次回返済金額」「次回返済期日」でチェックすることができます。
あといくら借りることができるのかは、「ご利用可能額」でチェックすることができます。
人によって気になる部分は異なると思いますが、最低限上記はチェックしておきたいですね。
プロミスのATM返済明細の見方
プロミスのATM返済明細の項目
次に返済時の利用明細の見方です。
プロミスでATM返済をすると、以下のようなご利用明細書が発行されます。
それぞれの項目の意味や内容を以下のようになります。
■プロミスのATM借入明細の項目
No | 項目 | 内容 |
---|---|---|
1 | 取引 | 取引の種別を記載 |
2 | 返済金額 | 今回返済金額を記載 |
3 | 今回発生手数料 | 今回の返済で発生した手数料を記載 |
4 | 元金充当額 | 返済金額から、元金に充当される金額を記載 |
5 | 利息充当額 | 返済金額から、利息に充当される金額を記載 |
6 | 遅延利息充当額 | 返済金額から、遅延利息に充当される金額を記載 |
7 | その他充当額 | 返済金額から、前回までの返済時に発生した不足金に充当される金額を記載 |
8 | 手数料充当額 | 返済金額から、手数料に充当される金額を記載 |
9 | 返済後残高 | 現在の借入残高を記載 |
10 | 返済後過不足金 | 今回の返済で発生した不足金または、預かり金を記載 |
11 | 次回返済期日 | 次回の返済期日を記載 |
12 | ご利用可能額 | 現在の契約で借入できる利用可能額を記載 |
13 | 最終借入日 | 最後に借入日付を記載 |
14 | 最終借入後残高 | 最後に借入際の残高を記載 |
15 | 最終契約日 | 最後にご契約日付を記載 |
返済明細には取引の欄に「返済」と記載されます。
「返済金額」のうち、利息の支払いに充てられる金額が「利息充当額」、元金の支払いに充てられる金額が「元金充当額」に記載されます。
その他、遅延損害金に充てられるのが「遅延利息充当額」、発生している不足金に充てられるのが「その他充当額」、手数料に充てられるのが「手数料充当額」となります。
上記の例の場合、返済した金額はすべて利息やその他不足金に充てられ、元本が1円も減っていないことになりますね。
また、最低返済金額で返済をしていると、返済額の半分以上が利息に充てられ、なかなか元本が減りません。
上の例でも9,000円の返済のうち、5,120円が利息となっていますので半分以上が利息です。。
繰り上げ返済を駆使して、なるべく早く元本を減らすことが総返済額を減らすポイントとなります。
返済後の残高や過不足金、次回返済期日、利用可能額などが記載されています。
最後に借入をした日付である「最終借入日」や最後に借入した際の残高である「最終借入後残高」が記載されています。
最終借入後残高は、あくまで最後に借入をした日の借入残高で、返済後の最新の残高は「返済後残高」でチェックするようにしましょう。
返済明細はここをチェック
- 返済金額のうち利息の返済分:利息充当額
- 返済金額のうち元本の返済分:元金充当額
- 次はいつまでに返済すればよいか:次回返済期日
- あといくら借りているか:返済後残高
- あといくら返せばよいか:明細からは確認できない
返済明細でチェックすべきポイントは、返済額のうち利息にいくら充てられて、元本をいくら返済できているかです。
チェックしていくと、利息の支払いが大きく愕然とします。
追加返済をすれば、追加した分は基本すべて元本の返済に充てられますので、積極的に追加返済・繰り上げ返済をしていきたいですね。
後は次の返済期日はいつなのか「次回返済期日」をチェックしたり、あといくら借りているのか「返済後残高」をチェックすると良いでしょう。
なお、あといくら返済すれば良いのか、総返済額については明細からは確認することができません。
プロミスの返済シミュレーションなどで、計算をして確認するようにしましょう。
プロミスの返済シミュレーションは公式サイトで確認することができます。
プロミスのATM明細は保管しておいた方が良い?
プロミスのATMの利用明細書は保管しておいた方が良いか気になる人もいると思います。
結論から言うと、取っておいた方が便利なこともありますが、必ずしも必須ではありません。
プロミスでは会員サイト上に返済の履歴や利用明細を確認することができます。
万が一、自分の返済を立証しようと思ったり、弁護士などに自分の借入状況を説明するには、会員サイト上にある情報で不足ありません。
不安な人は取っておいた方が良いかもしれませんが、ATMの利用明細書がなくて必要な情報が取得できないという状況にはなりませんので安心して処分しましょう。
財布に入れたATMの利用明細を見られて、家族にプロミスを利用していることがバレたという人もいますので、家族バレや会社バレを警戒している人はなおさら処分しておいた方がリスクが低いです。
まとめ
プロミスのATM利用時に発行される「ご利用明細書」の見方や項目の意味を見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 借入時の明細で金利や借入残高をチェックできる
- 返済時の明細で返済額の内訳や次回返済期日などがわかる
- 借入の詳細は会員サイト上で確認可能
プロミスでATMから借入や返済をするとご利用明細書が発行されます。
借入時の明細には、借入金額や借入後の残高、金利や次回返済期日などが記載されています。
返済時の明細には返済額のうち、いくらが利息に充てられ、元本の返済はいくらされたのかなど、返済の内訳が記載されています。
利用明細は法律で発行が義務づけられており、項目も決まっています。
消費者金融によって多少記載内容や項目の名前は異なりますが、大体同じ内容の明細が発行されます。
自分に必要な情報を明細で確認できるようにしておくと、無用なトラブルに巻き込まれることがなくなり良いと思います。
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