プロミスでお金を借りる際の気になるポイントに「毎月の返済額」があると思います。
プロミスでは毎月の最低返済額が決まっていて、毎月の返済期日までにその金額以上を返済すれば良いことになっています。
プロミスの月々の最低返済額はいくらなのか、また最低返済額を減らす方法や最低返済額以上を返済した際にどれくらいメリットがあるのか見ていきたいと思います。
プロミスの月々の最低返済額の決まり方
プロミスでは、「残高スライド元利定額返済方式」という返済方法になっていて、借入残高に応じて返済額が変動する返済方式になっています。
具体的には、最終の借入残高に応じて以下の計算式によって最低返済額が決まります。
- 30万円以下:借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ)
- 30万円超100万円以下:借入後残高 × 2.53% (1,000円未満切り上げ)
- 100万円超:借入後残高 × 1.99% (1,000円未満切り上げ)
計算式を見ると複雑なようですが、実際はとてもシンプルです。
プロミスで10万円借りた人の最低返済額
プロミスで10万円借りた場合の最低返済額は、
100,000円× 3.61%=3,610円
となり、1,000円未満は切り上げとなり、最低返済額は4,000円となります。
なお、最低返済額4,000円で返済を続けた場合、返済期間は32ヶ月となります。
10万円を借りても毎月4,000円を返済すれば良いので、かなり毎月の返済負担は少なくなっています。
裏を返すと返済期間が長く、利息を多く支払うことになるのですが、とにかく10万円借りた時の最低返済額は4,000円となります。
プロミスで30万円借りた人の最低返済額
プロミスで30万円借りた場合はどうでしょうか。
プロミスで30万円借りた場合の最低返済額は、
300,000円× 3.61%=10,830円
となり、1,000円未満を切り上げて、最低返済額は11,000円となります。
最低返済額で返済をし続けると、完済までに36ヶ月がかかります。
プロミスをはじめて利用する場合は、30万円くらいの限度額となる人が多いですが、仮に限度額が30万円となった人が限度額いっぱいまで借りた場合には、月々の返済額は11,000円となります。
他社の30万円を借りた時の最低返済額は、アコム、アイフルで13,000円、SMBCモビットで11,000円となっていますので、プロミスが最も最低返済額が低くなっています。
プロミスで50万円借りた人の最低返済額
プロミスで50万円借りた人の最低返済額は以下のようになります。
500,000円× 2.53%=12,650円
となり、1,000円未満を切り上げて、最低返済額は13,000円となります。
借入残高が30万円超となると、借入残高にかける比率が少なくなるため返済額も自然と少なくなります。
50万円を借りても30万円を借りた時の最低返済額とは2,000円しか違いがありません。
その分返済回数は多くなり、完済までに58ヶ月かかります。
約5年となりますので、なんとか繰り上げ返済や増額返済をして返済期間は短くしたいですね。
プロミスでは、最低返済額の計算目安として、借入残高が30万円以下は3年(36回払い)、30万円超100万円以下は5年(60回払い)、100万円超は7年弱(80回払い)の返済期間となるように比率が調整されています。
上記の返済期間は最低返済額で返済した時の返済期間ですが、一つの目安にはなります。
最低返済額以上の返済もできる
プロミスの最低返済額は、あくまでも「最低」の返済額ですので、最低返済額以上を返済することができます。
また、最低返済額以上を返済する際は、プロミスに連絡する必要もなく、多く返済すれば良いだけです。
プロミスでは増額返済を自由にすることができますので、連絡などの煩わしさがなく良いですね。
プロミスに返済した金額は以下の順番で各金額の支払いにあてられます。
- 費用および手数料(提携ATM利用手数料等)
- 未払利息
- 遅延利息
- 元本
費用や遅延利息などがない場合は、返済した金額はまず利息の返済に充てられ、残りが元本の返済となります。
最低返済額での返済だと、利息の返済がほとんどになってしまいますが、増額返済することで増額した分はすべて元本の返済にあてることができ、返済スピードが早まります。
増額返済するメリット
- 利息が減る
- 総返済額が少なくなる
- 返済期間が短くなる
増額返済するメリットは、元本の返済を早めることで利息が減り、総返済額を少なくすることができます。
また、返済期間が短くなる点についてもメリットといえます。
30万円借りた人が月に2万円返済した場合
30万円借りた人の最低返済額は11,000円ですが、毎月20,000円ずつ返済していくと、支払う利息、総返済額、返済期間は以下のようになります。
項目 | 毎月の返済金額 | 増減 | |
---|---|---|---|
11,000円 | 20,000円 | ||
利息 | 87,289円 | 41,844円 | 45,445円 |
総返済額 | 387,289円 | 341,844円 | 45,445円 |
返済期間 | 36ヶ月 | 18ヶ月 | 18ヶ月 |
返済する利息は約4.6万円減らすことができ、最低返済額と比べると利息は半分以上少なくなります。
これにより総返済額もぐっと抑えることができます。
返済期間については18ヶ月と半分になり、完済までの期間を1年半も短縮することができます。
消費者金融への返済期間は精神的にもストレスになりますから、キャッシングをしている生活から1年半も早く解放されるのは大きなメリットです。
毎月の返済は慣れてしまうと、2万円でも1.1万円でもそれほど苦痛にはなりませんので、総返済額を減らしたい人や返済期間を短くしたい人は積極的に増額返済をしていきたいです。
返済中に最低返済額を減らす方法
なお、返済中に最低返済額を減らしたい場合は、少し借入をすることで最低返済額を減らせる可能性があります。
プロミスの最低返済額は「最後に借入をした時の借入残高」を基準に決まります。
そのため、一度だけ借入をした場合には、完済するまでずっと同じ最低返済額となります。
仮に50万円を借りた場合に、最低返済額は13,000円となりますが、返済を続けて借入残高が10万円になったとしても、最低返済額は13,000円です。
このまま返済を続けることができれば良いですが、返済がきつくなり、少しでも最低返済額を減らしたいという場合もあると思います。
その場合、5,000円でも10,000円でも少額の借入をすることで、「最後に借入をした時の借入残高」が更新されて約10万円となり、最低返済額は借入残高10万円の時の4,000円となります。
少額の借入をして最終借入時の借入残高を更新することで最低返済額を3分の1以下にすることができます。
返済に余裕がある人は増額返済を目指せば良いですが、毎月の返済が苦しい人や柔軟に返済できるように最低返済額はなるべく低くしておきたいという人は、プロミスの最低返済額のしくみを知っておくと便利です。
まとめ
プロミスの最低返済額について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- プロミスの最低返済額は最後に借入をした時の借入残高で決まる
- 10万円借りた時の最低返済額は4,000円
- 返済額を増やすことで利息を減らして返済期間も短くなる
プロミスは、最後に借入をした時の借入残高によって最低返済額が決まります。
借入残高が10万円なら4,000円、30万円なら11,000円、50万円なら13,000円となり、一度しか借入をしていなければ、完済まで同じ金額が最低返済額となります。
プロミスに限らずキャッシングやカードローンは最低返済額がかなり低く設定されており、毎月の返済負担はかなり軽いです。
最低返済額はあくまで「最低」の返済額であり、返済額を自由に増えすことができます。
返済額を増やすことで、利息を減らして総返済額を少なくすることができ、返済期間も短くすることができます。
月々の返済額は少ないに越したことはありませんが、その分利息が多くなるなど、毎月の返済額によって負担額と利息が変わってきます。
人それぞれ状況がありますので、一概にどちらが良いとは言えませんが、ルールやしくみを理解して自分の希望や状況にあった返済をしていきたいですね。
そういう意味で、最低返済額が低めで毎月の負担を減らすことができ、かつ返済方法が豊富で繰り上げ返済や一括返済がしやすいプロミスは、自分にあった返済をしやすく使いやすいキャッシングといえます。
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