複数の消費者金融を利用していたり、より金利の低い銀行系のカードローンへ借り換えを検討する人が増えています。
キャッシングは借り換えることで、返済を1社にまとめることができたり、より低金利のおまとめローンなどを借りることもできるので色々とメリットがあります。
そこでキャッシングの借り換えやおまとめの方法、また審査やデメリット、注意点などについても紹介したいと思います。
キャッシングの借り換えとは
- 今お金借りている会社以外からお金を借りて借り換えること
- 返済を1社にまとめることができる
キャッシングの借り換えとは、複数で借りているお金を、銀行などが提供する「おまとめローン」などを利用して一度返済して、借金を一本化してその後はおまとめローンを返済していくものです。
おまとめローンを利用しない場合でも、より金利の低い業者からお金を借りて借金を返済して、金利の低いキャッシングやカードローンに乗り換えることもできます。
今利用している会社以外からお金を借りることを借り換えといいます。この点については理解している人がほとんどだと思います。
「借入先を1社にする」、「より金利の低い業者から借りる」など目的は様々ですが、今の借金を別の業者からお金を借りて返済するのが借り換えです。
キャッシングの借り換え方法
キャッシングの借り換え方法は、基本的には普通にキャッシングをするのと同じですが、申し込みをした後に所定の審査がなされ、審査に通過すれば融資実行となります。
審査については借入れ額が大きくなると厳しくなりますが、基本的なフローはキャッシングを利用する場合と大差ありません。
借り換えをする際に重要になるのは、やはりどこから借りるかです。
借り換えをすることで利息を減らしたい人は、今より金利が低く借りられる金融機関を選ぶ必要がありますし、とにかく今の返済負担を楽にしたい人であれば期間を伸ばして1回の返済額が少なくなる金融機関を選択する必要があります。
キャッシングの借り換えに人気の銀行系カードローン
キャッシングの借り換えに人気なのは、銀行系のカードローンです。
銀行系のカードローンは、消費者金融系のキャッシングよりも金利が低いことが多く、借り換えすることで金利を低くして利息を減らすことができます。
消費者金融やクレジットカードのキャッシングは年利18%程度の会社が多いですが、銀行系のカードローンは15%以下の金利で借りることができます。
また、銀行系のカードローンは利用限度額に応じた金利設定をしているところも多く、利用限度額が上がると金利はさらに下がります。
いきなり10%以下は厳しいですが、限度額が200万円を超えると一桁台の金利で借り換えをすることもできます。
おまとめプランのある金融会社もおすすめ
また銀行以外でもおまとめプランのある会社もありますので、そのような会社でおまとめローンを組むのもおすすめです。
通常のキャッシングとは別におまとめ専用や借り換え専用のプランを提供している会社があります。
プロミスでは「プロミスおまとめローン」、アイフルでは「借り換えMAX」などの名称で提供されています。
銀行もおまとめ専用のローンを提供していますので、銀行系カードローンとあわせてまずはおまとめローンを見てみると良いと思います。
キャッシングの借り換えの審査
キャッシングの借り換えはより低金利のカードローンなどで行うのがベストですが、審査の問題があります。
一般的に借り換え額が小さいほど審査は通りやすく、借り換え額が大きくなるほど審査は厳しくなります。
借り換えの金額が大きい人ほど借り換えのメリットも大きくなるので、なんとか審査は通過したいところです。
借り換え額がどれくらいだと審査が厳しくなるかは、年収によりますが、大まかな目安として総量規制の対象となる年収の3分の1くらいの金額になります。
大きな金額になると、借り換え用の銀行カードローンを利用すると低金利なのでメリットが大きくなります。
なお、顧客に一方的有利となる借り換えについては総量規制の例外となっているため、現在より金利が下がるのであれば、年収の3分の1を超える金額でも消費者金融で借りることができます。
キャッシングの借り換えのデメリット、注意点
低金利のカードローンに借り換えができればメリットが大きいですが、借り換えには注意すべき点やデメリットもあります。
- 審査が厳しい
- 返済期間が延びて利息が多くなることがある
- 追加の借入ができない
- 借金がなくなるわけではない
- おまとめ詐欺に要注意
審査が厳しい
借り換えは低金利のカードローンでまとめることができると良いですが、上述した通り、低金利の銀行カードローンでは金利が低いほど審査が厳しくなります。
また借入金額が大きかったり、5社以上借入がある場合にも審査は厳しくなります。
あと、借入期間中に滞納をしていたりすると審査落ちの原因になります。
おまとめローンは誰でもできるわけではないという点は理解しておかないといけません。
滞納の記録が残るとどうにもできませんが、おまとめローンを借りる前に借入先を整理して4社以内にするなど、少しでも審査で有利になるように準備しておく必要があります。
返済期間が延びて利息が多くなることがある
また、金利が低くなっても返済期間が延びて、結局支払う利息の額はあまり変わらなかったということもあります。
毎月の返済額を少なくすることができるメリットはありますが、支払う利息を減らすということもおまとめローンの大きな目的です。
キャッシングの借り換えをする際には、借り換え後にどれくらいの利息を支払うことになるのかを計算して、借り換え前より減っていることを確認する必要があります。
追加の借入ができない
銀行のおまとめローンは、借金を完済するために借入をまとめる目的のローンです。
借入するお金の使途が明確になっているため、生活費やギャンブルなどに使うことはできません。
また借り換え後は、気軽に追加で借りるなどができないため、使い勝手は落ちることになります。
まずは今の借金をなんとしても完済したい人が利用すべきローンです。
借金がなくなるわけではない
キャッシングの借り換えやおまとめをすると、月々の返済額が減って楽になりますが、決して借金がなくなるわけではありません。
感覚が麻痺して、返済額が減った分だけまた借りることができると他で借金を繰り返してしまう人もいます。
そうなると、いよいよ自己破産や個人再生など債務整理が見えてきますので、借り換えをしても借金がなくなるわけではないことを意識しないといけません。
おまとめ詐欺に要注意
また、借り換えを検討している人はおまとめ詐欺と呼ばれる詐欺にも気をつけないといけません。
おまとめ詐欺とは低金利の高額な融資をもちかけ、借入寸前というタイミングを見て、保証金や手付金などを要求してくるものです。
お金を振り込むと、その後連絡が取れなくなり、当然融資もしてもらえません。
最近ではもっと凝った手口の詐欺もあるようです。
手口の違いはありますが上記のように低金利で高額な融資を相手側から持ちかけられた時は注意する必要があります。
「みずほ」「ニコス」「ライフ」など大手業者の名前を一部使って関係会社のような名称の会社も多いようです。
困っている人に詐欺師は近寄ってきます。
低金利で多くのお金を借りたい気持ちにつけこんできますので、「うまい話には裏がある」と注意して、聞いたこともない会社であれば一度調べるなどして、冷静になる必要があります。
まとめ
キャッシングの借り換えの方法や審査、注意点などについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- キャッシングを借り換えることで利息を減らす
- 低金利のカードローンが人気
- 借金が減るわけではない点に注意
キャッシングはうまく借り換えをすることで、今よりも低金利の会社に借り換えができれば利息の負担が減りますし、返済先を一つにまとめることで色々な会社に返済をするよりも資金管理が楽になり、精神的な負担も減ります。
おまとめ専用ローンがあったり、低金利のカードローンもあるので、借り換え先として人気になっています。
一方で、借り換えをしても借金が減るわけではありませんので、安心して別の借金を作ってしまったりしては元も子もありません。
ありえないことが起きると思っていると、うますぎる話にのって詐欺にあう可能性もありますので、現実をしっかり見て、安心で有利な借り換え先を探すようにしましょう。
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