奨学金をもらっている人で、一時的にまとまったお金が必要な時「奨学金を前借りできないか」考える人もいると思います。
日本学生支援機構で奨学金を借りている人は、奨学金を前借りできるのか見ていきたいと思います。
日本学生支援機構の奨学金は前借りできる?
結論から言うと、日本学生支援機構の奨学金の前借りはまずできません。特別な条件を満たした時のみ可能です。
日本学生支援機構の奨学金には、入学時特別増額貸与奨学金という制度があり、お金のかかる入学時に奨学金を増額して貸してもらえます。
入学時特別増額貸与奨学金の対象者になっていると、入学時特別増額貸与奨学金が入金されるまでの間、労働金庫から「入学時必要資金融資」という日本学生支援機構と連携した特殊な前借り制度を利用することもできます。
逆に言うと、奨学金の前借りというのは入学時特別増額貸与奨学金および入学時必要資金融資があるくらいで、月々の奨学金の前借りはできません。
日本学生支援機構の奨学金は国の制度ですので、前借りのような特別対応は難しいのですね。
また、奨学金は大学などの授業料を支払うことを主目的としており、これらの費用は必要な金額が決まっているため、前借りするを許す理由がありません。
たとえ事故や病気で入院が必要なケースだったとしても、奨学金の前借りを許すわけにはいかないということですね。
急にお金が必要になるケースはほとんどが教育費以外の出費ですので、教育費以外の費用を奨学金で賄うことはできません。
急にお金が必要になった時の対処法
- 働いて稼ぐ
- 家族や知人から借りる
- 金融機関から借りる
このように急にお金が必要になった時でも奨学金の前借りをすることはできません。
それでも急にお金が必要になることはありますが、そのようなケースではどうしたらよいでしょうか。
働いて稼ぐ
お金が必要になるまでに少し時間があるなら、働いて稼ぐのが一番です。
バイトや派遣で働く場合、時給1,000円で1日6時間働くとすると1日6,000円稼ぐことができます。
10日働けば60,000円になりますし、20日働けば12万円になります。
派遣などであれば月初に働いた分の給料を月末に受け取れるところは多いですし、一部の会社では給料の前借りが可能で働いた分の給料をすぐに受け取ることができます。
家族や知人から借りる
お金が必要になるタイミングが迫っていて、1ヶ月も待てないという人や働く時間がない人は、まず家族や友人、知人にお金を借りることを考える必要があります。
奨学金をもらっている人は、お金の面で親に頼れない、頼りたくない人が多いので難しいとは思いますが、親以外にも家族や親戚、友人や知人で頼れる人がいれば頼って、お金のピンチを乗り切ります。
あくまで一時的な出費で、返済できる見込みをきちんと説明できれば、貸してもらえる可能性も高まりますので、きちんとお金が必要な理由と返済の見込みは説明できるようにしておきます。
ただし、家族はともかく友人や知人にお金を借りる場合、トラブルにもなりやすいので、安易な気持ちで借りようとするのは避けるのが賢明です。
金融機関から借りる
家族や友人、知人に借りるのが難しい人や、心配をかけたくないという人は金融機関から借りる方法があります。
クレジットカードにキャッシング機能がついていれば、10万円くらいまではすぐに借りれますし、キャッシング枠がない場合には審査をすることで数日でキャッシングできることもあります。
また、プロミスやアコムなど大手カードローンを利用すると、最短即日でお金を借りることができます。
プロミスやアコムでは、学生であってもバイトやパートで安定した収入があれば利用することができます。
お金が借りられるか3秒診断もしていますので、自分が借りられるか知りたい人は試してみると良いでしょう。
プロミス、アコムともにはじめて利用する場合は、最大30日の無利息サービスがありますので、クレジットカードのキャッシングで借りるよりもお得になります。
まとめ
日本学生支援機構の奨学金を前借りできるかについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 奨学金の前借りは原則できない
- 入学金が必要な時など特別な場合のみ前借り可能
- お金が必要な人は働くか別の所から借りる
日本学生支援機構の奨学金は基本的には前借りできません。
お金のかかる入学時に貸与金を増額する「入学時特別増額貸与奨学金」および入学時特別増額貸与奨学金の入金までの期間に前借りできる「入学時必要資金融資」はありますが、生活費が不足している時に奨学金の前借りは、本来の趣旨とも反するためできません。
奨学金を借りている人で、急にお金が必要になったらバイトや派遣などで働くか、別のところから借りるしかありません。
手っ取り早いのは働くことですが、給料日までお金がもらえないのがネックですし、学生ということを考えると、時間を取って働くのが難しいこともあると思います。
バイトに明け暮れて学業が疎かになっては本末転倒ですので、親や親戚に一時的に借りて、就職してから返すか、毎月1万円でも5千円でも返していくというのが一番良いと思います。
親や親戚など頼れる人がいない場合は、クレジットカードのキャッシングかプロミスやアコムなど大手カードローンを利用することを検討してみましょう。
金利は高めなので、早めに返した方が良いですが、毎月の返済額は3,000円から5,000円ほどになっていますので、返済負担はそれほど重くありません。
上述した通り、はじめて利用する人には無利息サービスもありますので、うまく活用すればお金のピンチを乗り切ることができます。
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