プロミスでお金を借りる際に気になるのが、毎月の返済額だと思います。
キャッシングやカードローンではリボ払いが主流ですが、会社によって返済額の計算方法は微妙に異なりますので、プロミスの返済額の計算方法や返済額を少しでも減らす方法を見ていきたいと思います。
プロミスの返済額の計算方法
プロミスの返済は「残高スライド元利定額返済方式」となっており、最終借入時の残高によって毎月の最低返済額が決まるようになっています。
最低返済額以上であれば、都合にあわせて多く返済することも可能です。
具体的には借入残高ごとに以下の計算式と返済回数によって、毎月の最低返済金額が算出されます。
■プロミスの借入残高ごとの最低返済額、返済回数
借入残高 | 返済額 | 返済回数 |
---|---|---|
30万円以下 | 借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ) | ~36回 |
30万円超100万円以下 | 借入後残高 × 2.53% (1,000円未満切り上げ) | ~60回 |
100万円超過 | 借入後残高 × 1.99% (1,000円未満切り上げ) | ~80回 |
返済額の計算例として、5万円の場合は2,000円、50万円の場合は13,000円、150万円の場合は30,000円となります。
借入時の残高が5万円であれば、最低返済額は2,000円となりますので、毎月最低2,000円を返済していけば良いです。
他のキャッシングと同様、毎月の返済額は数千円から自由に返済することができるのは返済負担が少なく良いですね。
また、最低返済額はあくまで「最低」の返済額ですので、最低返済額以上の金額を追加で返済したり、繰り上げ返済や一括返済もすることができます。
返済額は「最終借入時」の残高で決まる
プロミスの返済額で注意したいのは、最低返済額が最終の借入した時の残高によって決まる点です。
つまり、最初に50万円借りたら、新たに借入をしない限り完済をするまでずっと同じ最低返済額となります。
会社によっては、毎月の返済時の借入残高によって最低返済額が決まるものもあるので、返済が進んで借入残高が減っていくとその分最低返済額も減っていくことになります。
プロミスの場合は新たに借入をしなければ最低返済額は一定です。
ただし、プロミスでも新たな借入をすると借入をした時点の残高をもとに最低返済額が決まりますので、最低返済額が増減します。
当初100万円を借りて返済している時、最低返済額は20,000円となりますが、返済が進んで残高20万円となった時に1万円でも借りると最低返済金額は21万円をベースに決まり8,000円と減少します。
借入時の残高で最低返済額が決まるので、返済が進むにつれ最低返済額が少なくなることはありませんが、ちょっと工夫すれば最低返済額を落とすことができますし、最低返済額が高い=返済がきちんと進むということですので、ある意味良心的といえます。
プロミスの返済額の確認方法
- プロミスインターネット会員サービス
- プロミスコール(0120-24-0365)
なお、プロミスの返済額を確認するには、プロミスコールに電話する方法とインターネットの会員サイト上で確認することができます。
会員サイト上ではネットから確認をしてそのままインターネット返済をすることもできます。
どちらの方法でも返済額だけでなく毎月の返済日を確認することもできます。
返済額は自分で計算する必要はないので、返済日や返済額がわからなくなったら電話またはインターネットで確認するのが良いでしょう。
プロミスの返済額のうち利息はいくら?
プロミスに限らず、キャッシングでは毎月の返済額から利息を差し引いた残りを元本の返済にあてます。
そのため、毎月の返済額が少ないとほとんどが利息の返済で終わってしまい、元本の返済まで回りません。
借入額20万円、金利17.8%(年利)の時、1ヶ月にかかる利息は以下の通りです。
20万円×17.8%÷365×30=2,926円
借入残高20万円の時の最低返済額は7,000円となりますので、7,000-2,926=4,074円が元本の返済にまわります。
最低返済額だと30%くらいが利息の返済に回っていることがわかりますね。
追加返済をすると、追加した分は全て元本の返済に回るので、効率的に返済をすることができ、最終的な返済額は少なくなります。
上限金利の17.8%で借りた時の1ヶ月の利息を残高ごとに見ると以下のようになります。
■借入残高ごとの1ヶ月の利息
借入残高 | 利息 |
---|---|
100,000円 | 1,463円 |
200,000円 | 2,926円 |
300,000円 | 4,389円 |
400,000円 | 5,852円 |
500,000円 | 7,315円 |
600,000円 | 8,778円 |
700,000円 | 10,241円 |
800,000円 | 11,704円 |
900,000円 | 13,167円 |
1,000,000円 | 14,630円 |
利息については返済が進むにつれて減っていきますので、返済初期に早めに残高を減らしていくことで支払う利息を少なくすることができます。
プロミスで30万円借りた時の返済額と返済期間
プロミスではじめて契約する時には、限度額が30万円くらいの人が多いと思います。
仮に金利17.8%で限度額いっぱいの30万円まで借りた場合、毎月の最低返済額と返済期間は以下のようになります。
■30万円借りた時の最低返済額、返済期間
最低返済額 | 返済期間 | 利息 | 総返済額 |
---|---|---|---|
11,000円 | 36ヶ月 | 87,289円 | 387,289円 |
最低返済額で返済し続けると36ヶ月で完済となり、その間に支払う利息は87,289円で総返済額は387,269円となります。
毎月の返済額を増やしていくと、返済期間および総返済額は以下のように変わります。
■毎月の返済額ごとの返済期間・利息・総返済額
返済額 | 返済期間 | 利息 | 総返済額 |
---|---|---|---|
11,000円 | 36ヶ月 | 87,289円 | 387,289円 |
15,000円 | 24ヶ月 | 58,508円 | 358,508円 |
18,000円 | 20ヶ月 | 47,177円 | 347,177円 |
20,000円 | 18ヶ月 | 41,844円 | 341,844円 |
25,000円 | 14ヶ月 | 32,836円 | 332,836円 |
30,000円 | 11ヶ月 | 27,145円 | 327,145円 |
40,000円 | 9ヶ月 | 20,390円 | 320,390円 |
50,000円 | 7ヶ月 | 16,601円 | 316,601円 |
最低返済額と毎月5万円の返済をしていくのでは、総返済額に7万円以上の差が出ていることがわかります。
支払う利息は5分の1以下になりますので、いかに返済を早くすることが利息を減らすことにつながるかがわかると思います。
とはいえ、毎月の返済額を増やすと負担は増えますので、無理のない範囲で返済を進めていくバランスが必要ともいえます。
30万円を借りたケースでいうと、返済額が15,000円でも返済期間が1年変わって利息は3万円近く減ることになります。
月に4,000円であれば無理なく捻出できる金額だと思いますので、最低返済額に数千円上乗せして返済していくと、それほど負担を感じずにぐっと返済額を減らすことができます。
プロミスの返済額を減らす方法
プロミスの返済額を減らす方法には、総返済額を減らす方法と毎月の最低返済額を減らす方法があります。
総返済額を減らす方法
- 毎月の返済額を増やす
- 繰り上げ返済、一括返済をする
- 無利息期間を活用する
総返済額を減らすには、とにかく返済を早めに進めていくことです。
プロミスでは最低返済額が決まっていますが、最低返済額以上の金額を自由に返済していくこともできます。
上述した通り、毎月の返済額を増やすことで返済期間が短くなり、支払う利息が減って総返済額が少なくなります。
毎月の最低返済額より数千円でも良いので多く返済していくことで、総返済額が数万円少なくなるということも珍しくありません。
また、プロミスでは毎月の返済以外にもまとまったお金が追加返済(繰り上げ返済)や一括返済をすることができます。
繰り上げ返済をすることで返済額がすべて元本の返済に回るので、返済スピードがぐっと早まります。
一括返済にいたっては完済になり、その後の利息は一切支払う必要がなくなります。
繰り上げ返済は自由にでき、一括返済は日によって返済金額が変わるためプロミスコールへ返済額の確認が必要になりますが、インターネット返済であれば返済額をネットで確認して返済できます。
なお、プロミスにははじめての契約時は30日間の無利息期間があります。(メールアドレスの登録とWEB明細の利用が必要)
またポイントサービスで無利息期間を適用してもらうこともできます。
無利息期間があるとその期間は利息が発生しないことになり、返済を早く進めることもできるので大変有利です。
特に返済初期は残高が多く支払う利息も増えがちですので、特に無利息サービスの効果が大きくなります。
総返済額を減らすという意味ではぜひ活用したいサービスですので、はじめての利用だったりポイントがたまっている人は無利息サービスをうまく活用するのが良いでしょう。
無利息期間が終わってしまって無利息サービスが使えない人は、他の無利息期間があるキャッシングを利用するという方法もあります。
最低返済額を減らす方法
- 当初の借入金額を減らす
- 返済が進んできたタイミングで少額の借入をして減らす
毎月の最低返済額を減らすには、当初の借入金額を減らすか、返済が進んできたタイミングで少額の借入をして減らす方法があります。
まず、プロミスの最低返済額は最終借入時の借入残高で決まりますので、当然借入する金額が少ないほど毎月の最低返済額も少なくなり、返済負担が減ります。
プロミスに限らず、キャッシングやカードローンでお金を借りる際には、返済負担を考えて返済可能な金額を借りる必要があります。
また、当初多めの金額を借りている場合、プロミスでは「最終借入時の残高」をもとに最低返済額を決めるため、最低返済額が多いまま返済をしていくことになります。
返済が進んでいる人であれば、少額の借入をすることで「最終借入時の残高」を更新することができ、場合によっては最低返済額を減らすことができます。
150万円を借りた人は最低返済額は30,000円ですが、50万円まで返済が進んだ時に1万円でも借入をすると、13,000円まで最低返済額を減らすことができます。
上述した通り、返済額は多いほうが返済スピードが早くなり、総返済額も少なくすることができますが、最低返済額を減らすことで返済の自由度は増すことになります。
まとめ
プロミスの返済額について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 最終借入時の借入残高で最低返済額が決まる
- 最低返済額以上の返済もできる
- 返済額を減らすには最低返済額以上を返済する
プロミスの返済方式は残高によって返済額が変動する「残高スライド元利定額返済方式」となっており、毎月の返済額は最終借入時の残高によって決まります。
決まった最低返済額以上の返済をすることもできるので、都合にあわせて自由に返済していくことができます。
お金を借りる時にかかる一番の費用は利息ですので、少しでも利息を減らして総返済額を少なくしていくことが重要です。
総返済額を減らすには最低返済額以上を少しでも多く返済していくことが重要になります。
一方で毎月の返済負担とのバランスもありますので、プロミスの返済額の計算方法を理解して、無理のない返済計画を立てるようにしたいですね。
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