アコムに限らずカードローンを利用している人は、最低返済金額が決まっていて、毎月決まった金額を返済していくのが一般的です。
ただ、最低返済額だと毎回の返済は利息の返済が主になり、元本がなかなか減りません。
一括返済や増額返済をすることで、完済した時の総支払利息額を抑えることができますので、本ページではアコムの一括返済のやり方やメリット、注意点などを見ていきたいと思います。
アコムで一括返済する方法
- アコムはいつでも一括返済可能
- 日によって必要額が変わるためアコムに確認
- 支払う利息を減らすことができる
アコムではいつでも一括返済をして、借入残高をすべて返済してしまうことが可能です。
一括返済することで完済するまでに支払うはずだった利息を削減することができ、アコムへの返済からも解放されるので、経済的にも精神的にもメリットがあります。
一括返済が難しい場合は増額返済や繰り上げ返済をして、元本の一部を返済することもできます。
一括返済する方法
- インターネット返済
- ATM
- 店頭窓口
- 振込
アコムで一括返済をする場合、インターネット返済、アコムATM、提携ATM、店頭窓口、振込から返済が可能です。
アコムの返済方法は多くありますが、口座振替以外の返済方法であれば一括返済が可能になっています。
自分の好きな返済方法で返済できるのは良いですね。
ATM返済は手数料と端数に要注意
ただし、提携ATMからの返済の場合は110円から220円のATM手数料がかかります。
また、アコムATM、提携ATMの返済はいずれも1,000円単位となるため返済後に端数が残ります。
残った端数は「無利息残高」といって、利息がかからず支払期限も設定しない残高になります。
もうアコムを利用しない場合は、返済しなくても請求をされることもありませんが、次にアコムから借入した際に返済する必要が出てきます。
無利息残高は振込や店頭窓口から返済することができます。
端数が残るのも気持ち悪い人は、ATMから一括返済した後にタイミングを見て端数を店頭窓口や振込で返済すると良いでしょう。
また、端数も含めて借りたお金を完済すると、アコムから完済証明書を発行してもらうこともできます。
一括返済額の確認方法
一括返済をするための返済額は借入残高と返済日までの利息を支払う必要があるため、返済する日によって一括返済に必要な金額は変わります。
一括返済をする金額は自分で計算することもできますが、アコムの会員ページや電話で確認するのが確実で早いです。
電話で確認するなら、アコム総合カードローンデスクで確認することができます。
アコム総合カードローンデスクへの電話は、かけ間違いやトラブルを防ぐため、必ず公式サイトで最新の番号を確認することをおすすめします。
一括返済する金額が確認できたら、振込や店頭窓口から返済をするようにしましょう。
なお、確認した一括返済をする予定日とずれてしまうと、利息が変わって一括返済に必要な金額も変わってしまいます。
電話で一括返済額を確認したら、確認した返済予定日に一括返済をする必要があります。
アコムで一括返済した時の利息削減効果
アコムで一括返済をした場合、利息はどれくらいお得になるでしょうか。
仮に30万円を18%で借りていた場合、36回払いで試算すると総返済額は390,431円となり、完済までに支払う利息額は90,431円となります。
アコムで一括返済をすることで将来発生する利息をゼロにすることができるので、仮に30万円の残高がある人が一括返済をすると約90,431円の利息を節約できることになります。
30万円を一括返済することで約9万円も利息を減らすことができるというのは、想像以上に利息削減効果が大きいと思います。
むしろ、利息をこんなに払っていたのかと驚く人も多いでしょう。
管理人も計算してみて結構驚きました。
キャッシングやカードローンの利息は、毎月少しずつ支払うことになるので意識している人の方が少ないですが、まとめるとかなりの額になります。
一括返済することで将来発生する利息を抑えることができるので、利息削減効果によって数万円単位で得することもあるということですね。
夫婦どちらかの借金を一括返済する場合
夫や妻など配偶者の借金が発覚した場合、返せるなら一括返済をした方が利息の面ではかなりメリットが大きいです。
ダラダラと返済を続けさせると、利息が膨らみ、結局は家計を圧迫することになり自分に跳ね返ってきます。
気持ちの面で整理は難しいですが、経済的には一括返済は一日でも早くした方が良いので検討してください。
管理人の知り合いには、夫の借金がわかったらすぐに夫の実家に連絡して、お金を出してもらって一括返済した強者もいました。
返済をしたら解約をし、二度と借金をしない誓約書を書かせるなりして、次の借金を防ぐようにしましょう。
アコムで一括返済する際の注意点
- 提携ATM返済は手数料がかかる
- ATM返済は端数が残る
- 解約するわけではない
アコムで一括返済する上で、いくつか注意点もありますので見ていきます。
提携ATM返済は手数料がかかる
まず、提携ATMから返済した場合にはATM手数料がかかる点です。
アコムでは提携ATMから返済する場合、1万円以下の利用で110円、1万円超の利用で220円のATM手数料がかかります。
一括返済は一度きりですので、100円や200円くらいの手数料は気にならない人もいるかもしれません。
それでも、アコムATMやインターネット返済など、アコムには手数料無料で返済する方法がいくつかありますので、そちらから返済をした方が得することができます。
約200円とはいえ、せっかく支払う利息が減るのに、無駄な手数料は払いたくないですからね。
またATM手数料ではありませんが、振込による返済の場合も利用する銀行によって振込手数料がかかります。
振込手数料が無料になるネット銀行を使うなど、振込手数料についてもかからないように検討されるのが良いでしょう。
ATM返済は端数が残る
また、ATM返済の場合は1,000円単位の返済となるため、端数が残ります。
上述した通り、端数については無利息残高となるため、利息がかかったり支払期限があったりするわけではないので、放置していても問題ありません。
ただ、アコムと契約は続くことになりますし、気分的にも気持ち悪いという人も多いです。
後で述べる解約する際も無利息残高をすべて返済する必要があります。
アコムとの取引を精算するために一括返済をしたいという人は、無利息残高も含めて完済されるのが良いでしょう。
端数の返済は店頭窓口や振込によって行うことができます。
解約するわけではない
なお、一括返済をしてもアコムとの契約を解約するわけではない点も理解しておく必要があります。
一括返済をしても、アコムカードや振込キャッシングによって、利用限度額の範囲内のお金を簡単に借りることができます。
もう2度とアコムを利用したくない、利用させたくないという人は、一括返済をした後にアコムとの解約手続きをする必要があります。
解約は解約申込書を店頭や郵送で受け取った後に返送し、手元のカードについてははさみを入れて処分をします。
簡単に行うことができますが、アコムと契約を継続していても不都合はないため、今後アコムで借りさせたくない場合や家族に誠意を見せるために解約する場合などを除けば特に解約する必要はないでしょう。
アコムは年会費や手数料がかかるわけではなく、もしもの時にすぐお金を借りることができるため、契約は継続しておいた方が安全です。
アコムから一括返済を求められるケース
なお、普通に利用をしていればありませんが、状況によってはアコムから一括返済を求められることもあります。
アコムから一括返済を求められるのは、アコムへの滞納が長期化している場合です。
アコムの返済を2,3日延滞したくらいでは電話が来て延滞分を返済すれば問題ありませんが、滞納を続けていると督促の手紙が来ます。
さらに督促の手紙や電話も無視して滞納を続けていると、アコムから一括返済を求める手紙が届きます。
借金の返済を滞納していると、遅延損害金が発生し、利息とは別に支払わないといけなくなります。
利息とあわせて雪だるま式に増えていくため、一括返済をする頃には元々借りていたお金の倍以上の金額を請求されることがほとんどです。
その頃には信用情報機関にも金融事故として異動情報が登録されるため、信用ブラックとなり、新たにローンやクレジットカードを作ることができなくなります。
一括返済の請求をさらに無視していると、訴訟を起こされ裁判になります。
裁判に負けると最悪の場合は給与の差押えや家や車などの財産の差押えをされることになり、家族や会社に借金がバレることにもなりますので、一括請求がされないように滞納は絶対に避けないといけません。
すでに一括返済を求められている人は、債務整理で借金を減らす方法もあります。
早めに相談することでメリットが多くなりますので、借金返済が難しい人は放置せずに無料相談に行きましょう。
まとめ
アコムの一括返済の方法やメリット、注意点を見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 一括返済で支払う利息を少なくできる
- 一括返済する金額はアコムに確認する
- ATMから返済すると端数が残る
借入残高をすべて返済する一括返済をすることで、今後発生するはずだった利息を支払うことなく返済を終えることができます。
支払う利息を大幅に減らすことができるので、一括返済できるお金がある人は積極的に一括返済を検討されると良いでしょう。
一括返済が難しくても、繰り上げ返済や増額返済をすることで同様に利息を減らすことができます。
アコムに支払う利息を少しでも少なくしたい人は、一括返済や繰り上げ返済を積極的に検討していきたいです。
一括返済する金額は、返済日によって利息が変わりますので、返済日を決めたらアコムに確認する必要があります。
また、ATMは1,000円単位の返済となりますので、返済後に端数が残ります。
端数は無利息残高として扱われ、利息が発生せず返済する必要もありませんが、次回利用時に残高に加算されることになります。
また解約するには無利息残高も完済する必要がありますので、解約を希望する人は振込や店頭窓口から返済しましょう。
利息を少なくするのに一括返済や繰上げ返済は非常に有効ですので、余裕がある人はどんどん返済していきたいですね。
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