プロミスの取り立ては厳しい？延滞時の督促の流れと注意点

プロミスでお金を借りる際に不安なことの一つに「取り立て」があります。

消費者金融の取り立てというと、ヤクザ風の怖い人が自宅や勤務先に押しかけて来て、恐喝のような取り立てをするイメージがありますがプロミスはどうなのでしょうか。

本ページでは、プロミスで行われる取り立てや督促の流れ、取り立てを受けた時の注意点などをまとめて紹介していきます。

プロミスの取り立ては厳しい？

お金を借りる際は、もちろんちゃんと返済しようと考えている人がほとんどだと思いますが、万が一返せなくなったり返済が遅れた場合に「プロミスの取り立ては厳しいのか？」心配になると思います。

結論から言うと、プロミスの取り立ては厳しくなく、丁寧に行われます。

プロミスをはじめとした消費者金融では、借金の取り立てについて法律で定められており、業界団体によるガイドラインも作成されているため、厳しい取り立ては違法なのでできません。

以前は一部の消費者金融による厳しい取り立てが問題になっていましたが、最近はそのようなニュースもなく、実際に法律やガイドラインを守って厳しい取り立てを行っていないことの表れと言えます。

貸金業法およびそれを受けて作成されたガイドラインでは、「夜9時以降の取り立て」、「契約者以外に借金の事実を知らせること」、「契約者以外に返済を迫ること」、「暴力的な言葉や脅迫的な態度」は禁止されているので、大手のプロミスでこのような取り立てがされることはまずありません。

実際にプロミスの返済を滞納した人に話を聞くと、「返済が滞っておりますが、ご入金はいつ頃していただけそうでしょうか？」など丁寧な言葉遣いで取り立てがあって、怖い思いをしたことはないということでした。

滞納が長くなると多少言葉や態度は強くなるかもしれませんが、短期間の滞納であれば怖い思いをすることはありません。

結局返済はしないといけませんが、厳しい取り立てがまずないというのは、返済に苦しんでいる人にとっては助かりますね。

プロミスの督促の流れ

プロミスでは返済が滞ると、督促が段階的に行われます。

電話やハガキでの督促

まずは契約者本人に電話がかかってきます。

また、並行してハガキや郵便で督促が行われます。メールやFAXで督促が行われることもあります。

郵便物が届くことになりますが、差出人はプロミスとはなっていないので、家族にバレるリスクは限定的ですが、過去に消費者金融を利用していたり、勘の良い人がいると消費者金融を利用していることがバレることもまれにあります。

電話に出なかったり、郵便物が送られても返済がされない場合には、勤務先へ電話で督促されることもあります。

勤務先への電話でも「プロミス」という社名を告げることは絶対にないので、職場の人にバレる心配はありませんが、心理的なプレッシャーは強まると思います。

一括返済を求める内容証明

電話や書類による督促でも滞納を続けると、内容証明で一括返済を求める書面が送られてきます。

また書面には支払期限が記載されており、支払期限を過ぎると訴訟を起こす旨も記載されています。

一括請求とそれに応じなければ訴訟を起こす警告のような通知です。

一括請求となると、これまで借りたお金の全額と利息に加えてこれまでの遅延損害金も加算されますので、当初借入したお金よりも多くの金額を返済しないといけません。

また、この段階には滞納から90日から120日経過していることになるので、信用情報機関に異動情報も登録されることになり、いわゆるブラックリスト入りしてしまい、一定期間はクレジットカードや新たなローンを組むことができなくなります。

さらにプロミス社内のブラックリストにも載ることになるので、プロミスの審査を今後通ることはまずありません。

一括請求をされても無視をし続けていると、訴訟を起こされることになります。

督促をしないと借金は時効になってしまうので督促が止まることはありませんが、ひたすら督促だけ続くというケースもあるようです。

訴訟を起こされて給与の差押え

このようにプロミスで滞納を続けると、最終的には裁判を起こして給料を差し押さえられることになります。

そのための訴状や訴訟を起こした旨の連絡が来ることになります。

裁判をしてお金を回収するのは手間もお金も時間もかかりますので、債権回収会社に取り立てを依頼する消費者金融も多く、この頃には相手はプロミスではなく債権回収会社になっている可能性があります。

訴状が届くと裁判で法律に沿って回収が行われるので、債権回収会社が違法な取り立てをすることもなく、淡々と機械的に裁判が進んでいきます。

裁判所へ行く必要もあります。面倒ですし、かなり憂鬱ですのでできる限りこの段階に達する前に返済をしたいですね。

裁判では和解により決着する場合もありますが、最悪の場合は支払命令が出て給与の差押えがされます。

給与の差押えがあると、当然会社にも給与の差押えを受けたことがバレて、借金をしていたことだけでなく、その借金を滞納していることもバレてしまいます。

お金がらみの噂は一気に広がるものですし、お金にだらしない人というイメージがついて、人間関係や人事評価に影響が出る可能性もありますので、大きな痛手となります。

取り立て自体は丁寧ですが、逆に言うと事務的にどんどん次のステップへ進んでしまいますので、滞納を続けるとどんどん傷口が広がっていってしまいます。

プロミスの取り立てを受ける時の注意点

このようにプロミスの取り立ては厳しいものではなく、普通に利用していたりちょっと返済が遅れても怖い思いをすることはありませんが、滞納が長引くと最終的には法的な厳しい措置が取られます。

滞納が長引くと、その分利息が増えますし、遅延損害金という利息のようなものが利息とは別にかかります。借金が雪だるま式に増えていくことになりますので、一括請求や訴訟を起こされる際にはかなりの金額になっている可能性がたかいです。

当たり前のことではありますが、プロミスに限らずお金を借りたら、きちんと返済期日に返して滞納期間は少しでも短くすることを心がける必要があります。

また、返済が遅れそうになったら、返済期日前でもプロミスコールに電話しておくことも重要です。

返済が遅れる旨といつまでに返済できるかを伝えることで、多少であればプロミスは返済を待ってくれます。

事前に連絡しておくことで、返済期日を超えても督促が来ることもありませんので、余計なストレスを感じずにすみます。

プロミスとの信頼関係は重要ですので、督促を受けたくない人は返済が遅れそうな時は事前連絡することをおすすめします。

まとめ

プロミスの取り立てや督促の流れを見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

消費者金融でお金を借りる際には、取り立てが心配ですが、プロミスでは厳しい取り立てはありません。

法律で禁止されていて、さらにそれより厳しいガイドラインを作って規制しているため、ドラマで出てくるような怖い人に恐喝まがいに取り立てされることは絶対にありません。

実際に督促された人に聞いても、丁寧な口調で返済予定日を聞かれたということですので、よほど悪質でない限り心配する必要はなさそうです。

とはいえ、プロミスで滞納を続けて良いというわけではなく、滞納が続くと訴訟を起こされたりと厳しい対応は取られます。

滞納を続けていると最終的には給与の差押えなどもされますので、滞納は絶対に避けなければならず、滞納してしまった場合は1日も早く返済することが重要です。

返済が遅れそうな時は事前に連絡することで、柔軟に対応してもらえますので、まずは連絡して事情を説明して相談しましょう。

プロミスは顧客対応が良いことでも評判ですので、怖い取り立てが心配な人にもおすすめです。

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