アコムの毎回の返済をうっかり忘れてしまったり、どうしてもお金が厳しく返済ができずに延滞してしまう人もいますが、返済を延滞するとどうなってしまうか気になると思います。
返済の延滞にはどのようなデメリット、リスクがあるのか、またすぐにできる対処方法はあるのか見ていきたいと思います。
アコムで延滞するとどうなる?
- 電話での確認・取り立て
- 遅延損害金の発生
- 自宅や勤務先への電話
- 督促状が郵便で届く
- 利用停止、強制解約
- 借入残高の一括請求
- 信用情報機関に事故情報が登録
- 裁判所から訴状が届く
- 財産、給与の差し押さえ
電話での確認・取り立て
アコムで返済日に返済をしないでいると、翌日あるいは2,3日後までにはアコムから電話がかかってきます。
「返済日に返済がされていないが何かあったのか」聞かれ、返済額をいつまでに入金できるかを確認されます。
ここで電話に出た場合は、改めて返済する日を伝えましょう。
電話を無視していると、何度も電話がかかってきます。
1日に3回を超えて電話がかかってくることはありませんが、朝昼晩と時間を変えて何度も電話はかかってきます。
また、放置していて取り立ての電話が止まることはありません。
遅延損害金の発生
延滞が発生すると、翌日から遅延損害金というペナルティが発生します。
遅延損害金は利息とは別に支払う必要があり、アコムでは借入残高全体に対して年利20%の遅延損害金がかかります。
遅延したのはその月の返済額だけだったとしても、遅延損害金は借入残高全体にかかりますので、かなり高額になります。
仮に30万円の残高がある人が1か月延滞をすると、遅延損害金は4,932円となります。
返済額は1万円前後が多いと思いますが、その返済が遅れただけで5,000円近い遅延損害金が利息とは別にかかることを考えると、かなり負担が大きいことがわかります。
自宅や勤務先への電話
また、アコムからの取り立ての電話は、まず希望連絡先に行われます。
多くの人は携帯電話を希望していると思いますが、携帯電話への連絡を無視し続けていると、自宅や勤務先などその他の連絡先にもアコムから電話の取り立てがいくことになります。
法律上、アコムが家族や会社の人に名乗ることはありませんが、個人名で電話がかかってくることになり、勘の良い人なら消費者金融を利用していることがバレてしまうこともあります。
同時に滞納していることも何となくバレてしまうこともあり、家族の信用や社会的信用を失うことにもなりかねません。
督促状が郵便で届く
電話での督促も続きますが、1週間以上放置していると封書で督促状が届きます。
アコムからの郵便は差出人が「ACサービスセンター」となっているので、見ただけでアコムとバレることはありませんが、こちらも勘の良い人ならわかりますし、不審に思って調べられるとバレることになります。
督促状には「早めに返済をしてほしい」旨が丁寧に書いてあります。
アコムへの連絡先も記載してありますので、督促状が届いたらすぐに連絡をしましょう。
また、督促状は無視していると何度も届きます。
利用停止、強制解約
延滞が始まった時点でアコムの新規借入はできなくなりますが(利用可能金額が0円になる)、督促状を何度も無視していると、返済の意思なしとみなされ、アコムとの契約が強制解約となります。
一度強制解約となってしまうと、二度とアコムを利用することはできなくなります。
借入残高の一括請求
また、強制解約のタイミングでアコムから保証会社等に債権譲渡がされ、保証会社から一括請求をされることが多いです。
一括請求されると、返済金額だけでなく、借りているお金をすべて期日まで払わないといけなくなります。
もちろん延滞期間中の利息や遅延損害金も乗ってきますので、当初借入した金額よりも大きな金額を返済しないといけません。
信用情報機関に事故情報が登録
滞納から2,3か月が経過すると、信用情報機関に事故情報が登録されることになります。
いわゆる「ブラックリスト」入りで、ブラックリストに入ると、その後クレジットカードやローンを新たに組むことはまずできなくなります。
長期滞納の場合は、完済から5年経たないと事故情報が消えないため、借金を完済しないと新たにローンを組んだりクレジットカードを作ることはできなくなります。
裁判所から訴状が届く
それでも滞納が解消されないと、保証会社から裁判を起こされ、訴状が届くケースもあります。
ここまでいくことは少ないですが、放置や無視を繰り返したり、悪質と判断される場合には業者も厳しい対応をせざるを得なくなります。
財産、給与の差し押さえ
裁判の結果、敗訴となると借りたお金の返済(支払い)を裁判所から命じられることになります。
最悪の場合は財産や給与の差し押さえとなり、強制的に支払いをさせられることになります。
給与の差し押さえは会社に連絡が行くことになり、ここまで来ると会社に借金を踏み倒していることが完全にバレます。
このようにアコムの延滞をすると手続きが進むことになります、延滞を続けていると最悪の場合は差し押さえもあり、状況はどんどん悪化していきます。
また、放置をして取り立てが止まったり状況が良くなることはありませんので、早い段階で対処することが重要になります。
アコムの返済を延滞するリスク
- 家族や会社の人に延滞がバレる
- 遅延損害金が発生
- 信用情報がブラックになる
ここまでアコムで延滞するとどうなるか見てきましたが、改めて延滞時のリスクを見ていきたいと思います。
家族や会社の人に延滞がバレる
まず、延滞をすることで家族や会社の人に、アコムを利用していることや、延滞していることがバレてしまうリスクが高まります。
上述したように放置することでどんどん取り立ては強まっていき、バレるリスクもどんどん高くなっていきます。
一般的に、借金をしていたりそれを延滞していることがバレると「お金にだらしない」イメージがつき、単純に嫌われますしトラブルに巻き込まれるかもしれないという思いから人は離れていきます。
また会社ではそういった噂はすぐに広まりますので、社会的信用はガタ落ちになります。
家族でも借金や滞納がバレると信用を失い、人間関係に多大な悪影響が出ると言えるでしょう。
遅延損害金が発生
また遅延損害金が発生しますので、純粋に返済が必要な金額も多くなり経済的負担も増します。
遅延損害金は通常の利息に上乗せして支払う必要があり、延滞を続けるほど膨らんでいきます。
信用情報がブラックになる
延滞が長引くと信用情報がブラックになってしまうため、その後にクレジットカードやローンを組むことができなくなります。
カードローンができないだけでなく、住宅ローンやクレジットカードなど、普段の生活に密着したサービスを利用できなくなるため、その後の生活の利便性を大きく損なうことになります。
また、数年後に恋人ができたり結婚することになったとして、住宅ローンが組めなかったり、クレジットカードを持っていない作れないなど、パートナーに過去の借金歴がバレるきっかけにもなりますので注意が必要です。
このように延滞には様々なリスクやデメリットがあります。
逆にメリットといえば目先の返済をしなくて済む程度です。
アコムに相談すれば返済額は減らすこともでき、少なくとも信用情報がブラックになったり、周りの人にバレることはないので、放置するとデメリットしかありません。
延滞は放置せずにすぐに対処をしましょう。
アコムで延滞をしてしまった時の対処方法
アコムに延滞をしてしまった場合、どのように対処すれば良いか見ていきます。
最も簡単なのはアコムからの電話に出たり、電話で連絡をして、返済日や返済額について約束することです。
延滞が発生したタイミングで遅延損害金は発生しますが、電話で約束することで取り立ては止まり、返済期日まで上述した取り立てのステップが進むこともありません。
アコムでは返済額については柔軟に相談に乗ってくれますので、返済が苦しい場合は返済額の減額なども相談するのが良いでしょう。
次回以降の返済についても、利息のみの返済とするなど対処してくれます。
まずはアコムに相談することが延滞に対する最大の対処方法です。
延滞時の返済額の約束は会員サイト上でも行うことができますので、会員ページにログイン後、約束日を設定しましょう。
設定した返済期日を再度守れない場合は事前に連絡して相談してみましょう。
何度まで変更に応じてくれるかは担当者の判断次第になりますが、放置するよりはマシですので、困った時にはまず連絡することが重要です。
なお、返済のためにさらにお金を借りることは借金をふくらませるだけですので、絶対にしてはいけません。
金融機関は他社の借入状況は一部チェックできますので、新規に借りることはまともな業者であれば難しいですし、その状況で審査に通す場合はヤミ金の可能性もありますので、要注意です。
アコムに相談することで解決策が見えることもありますので、返済が難しい場合もアコムに連絡して相談してみてください。
まとめ
アコムで延滞した時にどうなるか、また延滞時の対処方法などについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- アコムで延滞をすると、電話や督促状などで取り立てが始まる
- 遅延損害金が利息とは別に発生する
- 連絡することで返済日や返済額を相談できる
アコムで延滞をすると、何もしていないと翌日にも電話での取り立てがあり、電話に出なかったり放置していると、督促状や一括請求、最悪の場合は裁判を起こされ、財産や給与の差し押さえをされることになります。
督促状が郵便で届けば家族にバレるかもしれませんし、いつまでも電話に出ないと自宅や会社に電話が行く可能性があり、家族内や社会的信用を一気に失うことになります。
また延滞している期間は利息とは別に、年利20%の遅延損害金が発生することになり、これらの支払いを免れることは自己破産でもしない限り難しいため、放置すると良いことがありません。
アコムに事前または延滞後でも連絡をして、返済日や返済額を約束することで取り立ては止まります。
また返済額については柔軟に対応してもらえますので、まずは早くアコムと連絡を取り合って相談するのが一番です。
取り立てというと怖いイメージがありますが、アコムではオペレーターが優しく丁寧に対応してくれるので怖い思いをすることはありません。
後ろめたい気持ちもありアコムに連絡をするのが難しい人は、会員サイトから返済日や返済額を約束することもできますので、とにかくアコムに返済の意思表示をしていきましょう。
放置するのが最も危険ですので、延滞は気づいたタイミングで早急にアコムに連絡を取りましょう。
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