キャッシングエニーの評判や特徴（金利・借入方法・返済方法）、審査基準

消費者金融系で審査の甘い会社を探そうとすると、エニーという会社名が見つかりますが、2016年9月に業務停止命令を受け、2016年12月6日まで業務停止をしています。

そんなエニーはどのような消費者金融なのか、特徴や評判について見ていきたいと思います。

キャッシングエニーの特徴

消費者金融のキャッシングエニーは東京都台東区上野に本店がある、中規模の消費者金融の会社で電話と店頭申し込みで即日融資が可能な点が魅力です。

設立は平成21年と比較的新しい業者ですので、積極的な融資をすることで成長していった会社です。

審査が甘いとも言われていて、10万円未満の少額融資であれば100%に近くお金を借りることができると言われるほど審査が通りやすい会社です。

中にはブラックでも融資可能なんて話もあります。

ただし、エニーは貸金業登録をしている正規の消費者金融です。ヤミ金ではありませんので、法定利息で貸しており、ブラックリストにのる顧客に融資できるとは思えません。

業務停止命令を受けた理由は「当社都合」となっており、明らかになっていませんが、今後は金融庁のチェックも厳しくなるので、ブラックの人にお金を貸すことはないでしょう。

ただ、審査自体は大手よりはゆるくなっているのか、大手消費者金融の融資を断られた人が多く利用しています。

またキャッシングエニーは専業主婦の人でも融資を受けることができます。

消費者金融は総量規制という貸金業法上の規制があって、年収の3分の1を超える融資はできないことになっています。

そのため収入のない専業主婦の人には原則お金が貸せないことになっており、専業主婦の人は総量規制の対象外である銀行系のカードローンを利用する必要がありますが、エニーでは専業主婦にも融資をしています。

「配偶者貸付」という例外の規定を適用しているためで、配偶者に安定した収入がある場合には、配偶者の収入の3分の1まで借りられます。

この配偶者貸付を利用してエニーでは専業主婦でも夫の収入の3分の1まで借りられるようになっています。

キャッシングエニー（1dayダイレクト）の金利は15%から20%となっています。

大手消費者金融のキャッシング金利は上限18%というところがほとんどですが、法定利息の上限は20％ですので、法定利息の上限で融資を行っています。

法定利息の上限が20％となるのは貸付金額が10万円までの時で、10万円以上100万円未満の時には金利の上限は18%になります。

そのためエニーでキャッシングするときにも10万円以上の借入の時には法定金利の上限である18%が適用されます。

また主要商品である1dayダイレクトの利用限度額は1万円から100万円となっています。

キャッシングエニーではお金を借りる際に店頭で受け取るか振込で受け取るかの2種類があります。

大手消費者金融のようにATMを利用してどこでも現金引き出しができるわけではなく、中小の消費者金融らしい利用方法となっています。

また返済方法についても店頭での返済と指定口座への振込による返済の2種類があります。

エニーの審査は大手消費者金融と比べると甘い、ゆるいと言われています。

他の消費者金融で断られた人でもエニーでは融資を受けることができたという人がいますので、属性に自信がなく他社で断られたという人はエニーでのキャッシングを検討されるとよいですね。

また、上述した通り専業主婦の人でも配偶者に安定収入があれば審査を通る可能性があります。

専業主婦の人は総量規制の対象となる収入がないため、大手消費者金融の審査は通りません。

また総量規制の対象外となる銀行系のカードローンは利用することができますが、審査基準自体は大手消費者金融より厳しいので、審査を通ることが難しい人も多いです。

そのような専業主婦の人でもお金を借りることができるのがエニーをはじめとした中小の消費者金融です。

配偶者貸付のしくみを使っているエニーなら、専業主婦の人でもお金を借りることができます。

配偶者の収入を信用して借りることになるので、配偶者の同意書が必ず必要になり、夫にバレずにお金を借りることはできません。

また、大手のような引き落としによる返済や返済日が近づいたらお知らせしてくれるサービスもありません。

金利面、サービス面を考えると、大手消費者金融や銀行系のカードローンを利用した方がよいですが、審査に通りやすい点は魅力ですので、大手消費者金融や銀行系のカードローンの審査に通らなかった人はエニーを検討しみると良いですね。